入門 空間計量経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 349p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779160011
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C0033

出版社内容情報

本書は、ベイズ空間計量経済学の分野において、

理論・実証両面で精力的に研究を展開している

James P. LeSage 教授とR. Kelly Pace 教授による

”空間計量経済学”の入門書である。



空間計量経済モデルを用いて実証分析を行うにあたって必要な

理論や実証例がコンパクトにまとめられており、

空間計量経済モデルを応用した実証分析を行いたいと考えている

大学院生や研究者にぜひとも理解してもらいたい内容である。

目次

第1章 はじめに
第2章 空間計量経済モデルの動機付けと解釈
第3章 最尤推定
第4章 対数行列式と空間ウエイト
第5章 ベイズ空間計量経済モデル
第6章 モデル比較
第7章 時空間モデルと空間モデル
第8章 空間計量経済相互作用モデル
第9章 行列指数空間モデル
第10章 限定従属変数空間モデル

著者等紹介

各務和彦[カカムカズヒコ]
1977年岐阜県生まれ。千葉大学法経学部講師、准教授、神戸大学大学院経営学研究科准教授、ウィーン経済大学客員教授を経て、神戸大学大学院経営学研究科教授。博士(経済学)

和合肇[ワゴウハジメ]
1943年東京生まれ。筑波大学社会工学系講師、シカゴ大学経営大学院、ラトガース大学経済学部客員研究員、富山大学経済学部教授、ウィーン工科大学、バーゼル大学客員教授、新潟大学経済学部教授、埼玉大学大学院客員教授(併任)、統計数理研究所客員教授(併任)、名古屋大学大学院経済学研究科教授、京都産業大学経済学部教授を歴任。博士(経済学)。2016年12月4日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shin_ash

5
空間統計を理解する流れで手に取った。かなり専門的な内容で、モデルの構築から推定方法まで詳しく述べている。詳細まで理解できた訳でないが、どの様にモデリングしてどの様に推定し、BMのモデルより何がいいのか?また実例ではどうなるのか?が何となくでも分かるような気になる。空間統計は大きく点過程、地球統計学、空間計量経済学に分かれるが、やっとその区別とその関連が理解できた気がする。空間計量経済学は時空間の構造を考慮するモデリングであるが目的変数も説明変数も空間依存が考えられ、高次元の影響もバカにならない印象がある。2021/03/03

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