内容説明
この本では、林家三平師匠に古典落語の「時そば」を英語で演じてもらうとともに、大島希巳江先生にも登場してもらって、英語落語の世界に読者のみなさんをいざないます。みなさんには、落語という日本の伝統文化を、英語でどのように表現するか、日本と英語圏の国ぐにとの文化のちがいなどを、知ってほしいと思います。
目次
1 英語落語について調べよう!(英語落語の歴史;英語落語をおこなう目的;冗談に対する国民性)
2 大島希巳江先生の英語で小咄(英語小咄に挑戦;(少しょうお待ちください;ワニの小咄;大工?;猫の名前))
3 林家三平師匠の英語で「時そば」(英語版せりふとしぐさ)
著者等紹介
大島希巳江[オオシマキミエ]
東京生まれ。コロラド州立大学ボルダー校卒業。国際基督教大学大学院教育学(社会言語学)博士。専門分野は社会言語学、異文化コミュニケーション、ユーモア学。現在は神奈川大学外国語学部教授。英語落語プロデューサー・パフォーマー
林家三平[ハヤシヤサンペイ]
1970年、東京根岸に生まれる。初代林家三平の次男。祖父は七代目林家正蔵。1990年、林家いっ平として落語家の修業に入る。2002年、真打昇進。2009年3月、二代林家三平を襲名。現在、初代三平の資料館「ねぎし三平堂」堂長をつとめる。英語を得意とし、シンガポールで英語落語を披露。このほか中国語落語も演じている。落語のほか、多数のテレビ・ラジオ・CMで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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