出版社内容情報
多くの人の髪は、なぜこんなに壊れているのか。第Ⅰ部では、女性ファッション誌が生んだ憧れのヘアスタイルや広告記事に、私たち読者がいかに踊らされてきたかを振り返り、美容室に行けば行くほど持って生まれた髪の美しさが奪われていく実態を伝える(#カリスマ美容師、サロンモデル、ホットペッパービューティー、SNS マーケティング、おしゃれ染め、白髪染め、薬機法とグレーゾーン、カラー専門店の実際とは!?)。第Ⅱ部では、ヘナと化学染料との違いを説明しながら、ヘナという自然への選択を提示する。しかし”天然=安心” とは言えない現実も示し、化学染料が混入しているヘナ製品による健康被害も出ていることを示しながら、ほんとうに安心できるヘナの選び方、及びメーカー責任の在り方をもわかりやすく伝える(#経皮吸収の危険、ブラックヘナ、国際認証マーク、有機栽培、成分表示、パラフェニレンジアミンなどの見分け方等々)。あるがままの美しい髪のために、惑わされずに髪を整えるために――
【目次】
(抜粋)
第Ⅰ部 髪を壊しつづけた30年……………………上條華江
1 雑誌黄金期(1990年代~2000年代前半)
2 加熱するSNSマーケティング(2000年代後半~現在)
3 その施術、続けていい?―美容室の人気ヘアメニュー再考
4 美容室の新潮流―多様化する美容室の形態
第Ⅱ部 ヘナ白書……………………………………………森田要
1 化学から自然へ。ヘナという選択
2 ヘナとともに生きる。40年の歩み
3 主要ヘナメーカー20社へのアンケート調査
4 CNP社とともに、世界基準のヘナをみなさんの手元に
5 美髪再生へのヴィジョンを持つ
内容説明
あなたの髪は、壊れていませんか?美容室に行けば行くほど髪の美しさが奪われていく実態と化学薬剤を手放し、自然の選択をするための「安心できるヘナの選び方」を教えます!
目次
第1部 髪を壊しつづけた30年(雑誌黄金期(1990年代~2000年代前半)
加熱するSNSマーケティング(2000年代後半~現在)
その施術、続けていい?―美容室の人気ヘアメニュー再考
美容室の法律と新潮流―多様化する美容室の形態)
第2部 ヘナ白書(化学から自然へ。ヘナという選択;ヘナとともに生きる。40年の歩み;主要ヘナメーカー20社へのアンケート調査;CNP社とともに、世界基準のヘナをみなさんの手元に;美髪再生へのヴィジョンを持つ)
著者等紹介
森田要[モリタカナメ]
1958年、山梨県生まれ。美容師。東京マックス美容専門学校卒。修行期間を経て、1984年独立。東京・南青山に美容室を開業し、後にカットとヘナ専門サロンkamidoko(カミドコ)とする。1995年、化粧品販売会社・株式会社ラクシュミーを設立、ヘナやシャンプーなどの通販を開始。2000年以降、ヘナと美容をテーマにワークショップを全国展開。2009年にインドのCNP社と出会い、今日まで取引を継続・拡大している。2025年5月、一般社団法人アーユルヴェーダ・ライフスタイルジャパンを設立
上條華江[カミジョウハナエ]
1973年東京都生まれ。大学在学中より女性ファッション誌でライター活動を始め、美容・ヘア・ファッション・人物インタビュー記事など幅広い分野を担当。雑誌や広告記事をはじめ、ムックや専門書籍でも執筆・編集・監修を手がけ、これまでに2万体を超えるヘアページ企画に関わる。10年にわたる休業期間を経て再び現場に戻り、改めて「美容とは何か」を見つめ直すことに。取材を重ねるなかで業界の“当たり前”に疑問を抱き、自然派美容やヘナの持つ力に着目するようになる。2024からは「雑誌じゃ書けないお話会」や「ヘナレクチャー」を主宰し、誌面を超えて人と直接つながる新しい場を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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