出版社内容情報
ふしぎなカタチのユーモアな車いすみたいなモノ。これは、何だろう? だれが、どうやって使うのかな。そして、だれが作っているのだろう。見えない・話せない・聞こえない・立てない・食べれない、重度の障害を持った人たちの生の表情とともに、生活を支えるスタッフや不思議な乗り物を作る職人とのふれあいを描く写真絵本。
―どんな声を出して喜んでくれるのだろうか。どんな笑い顔を見せてくれるのだろうか。完成した姿勢保持装置に乗ったまま、眠りについてくれたら、それが彼らからの「ありがとう」だと思えた。(本文より)
世界にたったひとつだけのやさしいカタチが生まれるまで
いま注目の写真家の児童書・最新刊!
【目次】
著者等紹介
大西暢夫[オオニシノブオ]
1968年生まれ。写真家・映画監督の本橋成一氏に師事。1998年からフリーカメラマンとなる。25年間の東京での暮らしから、現在は生まれ育った岐阜県揖斐郡池田町に拠点を移す。ドキュメンタリー映画『水になった村』(2007年)で第16回EARTH VISION地球環境映像祭最優秀賞を受賞。写真絵本『おばあちゃんは木になった』(ポプラ社)で第8回日本絵本賞、『ぶた にく』(幻冬舎)で第58回産経児童出版文化賞 大賞、第59回小学館児童出版文化賞を受賞。『ひき石と24庁のとうふ』(アリス館)で第72回産経児童出版文化賞大賞、『ホハレ峠』(彩流社)で第36回農業ジャーナリスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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