- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
巨大なキャンバスに、死んだ馬や牛が昇天する迫力ある絵。
圧倒的な力に、いちど見たら忘れられない感動を覚える。
原発事故後から、自身も被ばくしながら福島・飯舘村や浪江の牧場に通い、死にゆく動物や人々を描き続ける
画家・山内若菜、初の単行本。
福島以外では、広島原爆や新潟ミナマタ、沖縄、ロシア(シベリア抑留)など、様々な社会的テーマに取り組む。
本書は、ブラック企業で過労死レベルで働いていた自身の姿と福島で殺処分される牛や馬たちの姿とが重なって見えたことで、
人ごとと思えず筆をとったことから成り立っている。中・高・大学や市民講座の講演会などで平和をテーマにしたワークショップを
多く行っているため、そのテーマでのワークショップの方法、学校や市民講座での教育実践方法を伝えることを目指している。
カラー絵画、多数収載!
内容説明
平和を祈る画家が学校や市民教育での実践方法を伝える。
目次
1 テーマと向き合う(福島と私―3・11後に、私の生命活動が始まった;広島と私―「賛歌樹木」の誕生まで;新潟ミナマタと私―水俣(ミナマタ)を描く
「平和」「政治」を嫌う人たち、応援してくれる人たち)
2 平和教育での実践のために―ワークショップなどでの活用(ワークショップの目的―子どもの生きづらさを希望の表現に;英語の平和の授業での活用)
著者等紹介
山内若菜[ヤマウチワカナ]
1977年、神奈川県生まれ。画家。武蔵野美術大学短期大学部専攻科美術専攻修了。2007年からバングラデシュとロシアで個展。ロシアでは「シベリア抑留を忘れない文化交流」を開始。2011年から福島や岩手でのフィールドワークを重ね、各地で展覧会開催。2016年から中学校、高校、大学でいのちの芸術鑑賞授業、移動型展示講演会を開催、現在20校以上。受賞:神奈川県美術展入選(1999年)、東山魁夷日経日本画大賞入選(2021年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
-
- 和書
- 知識ゼロからの戦争史入門