終戦と近衛上奏文―アジア・太平洋戦争と共産主義陰謀説 (増補新版)

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終戦と近衛上奏文―アジア・太平洋戦争と共産主義陰謀説 (増補新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 464p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779129896
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

出版社内容情報

人はなぜ陰謀論に心を奪われるのか――
近衛文麿が戦中、「共産主義陰謀説」に傾倒していった過程を詳細に追う!

1945年、近衛文麿が天皇に上奏した文章は、第二次世界大戦の終戦を進言するとともに「陸軍の一部が共産主義化しており、日本を戦争に導き混乱に乗じて共産主義革命を起こそうとしている」とした驚くべきものだった。近衛は、日本の戦争を「共産主義者の陰謀」という物語によって説明しようとしたのである。
21世紀になっても変わらず「陰謀論」は繰り返されている。有事において、陰謀説とは完全な因果関係によって世界を捉えようとする、ある意味で合理的ともいえる世界なのである。――2016年の初版を大幅に改訂し、現代の「陰謀説」についての論考を加えた新版!

内容説明

近衛文麿が戦中、「共産主義陰謀説」に傾倒していった過程を詳細に追う!1945年2月、近衛が天皇に上奏した文章は、第二次世界大戦の終戦を進言しつつ「陸軍の一部が共産主義化し、日本を戦争に導いて共産主義革命を起こそうとしている」とした驚くべきものだった―。初版を大幅に改訂し、現代の「陰謀説」についての論考を加えた増補新版!

目次

序章
第一章 共産主義陰謀説のルーツ満州
第二章 新体制運動と「アカ」批判
第三章 企画院事件と尾崎・ゾルゲ事件
第四章 ソ連情報と反共主義の拡大
第五章 近衛文麿と陸軍赤化説
第六章 東條内閣打倒と陸軍赤化説
第七章 「近衛上奏文」
第八章 陸軍による赤化説批判
終章 共産主義陰謀史観の再考

著者等紹介

新谷卓[アラヤタカシ]
立教大学非常勤講師。明治大学大学院博士後期課程修了、博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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1
共産主義陰謀説: 戦中、特に近衛文麿の時代における共産主義者の影響とそれに対する恐怖 近衛上奏文: 戦時経済の統制と計画経済への移行についての考察 陸軍赤化説: 陸軍内部の親ソ派の存在とその政治的影響。 企画院事件: 共産主義者と官僚の関係、社会主義国家設立を目指した動き 歴史的背景: 冷戦時代の政治的対立とその影響 思想的対立: 左右思想の対立による政権内部の緊張 証拠と反証: 陰謀論に対する批判と実証的研究の必要性 資料の価値: 戦後の証言や文書を通じて得た新たな歴史的視点2025/03/07

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