出版社内容情報
言葉の後ろにあるものと対話する
著者・松浦氏は朗読とともに歩んでから40年を超える。本書の核心は、「どう読むか」より、作品にこめられたメッセージを「どう読み取るか」に軸足をおく。作者、登場人物、聞き手、朗読者自身との「対話」という切り口で、松浦氏が作品を読み込んでいくプロセスを、その体験をもとに記した。「どう読むか」に注目すると表面的な読みになりがちである。急がず丁寧に「読み取る」行為に意識をむければ、作品のなかの言葉と朗読者の体験をつなぐきかっけになると力説する。
内容説明
朗読というものは、簡単に語りつくすことができない、限りなく懐の深い表現分野です。朗読に興味がある方にも、遠い存在だと感じている方にも、その魅力の一端を感じてもらえたらとてもうれしいです。
目次
第1章 朗読のことを紹介します(朗読との出会い;朗読の魅力;朗読との歩み)
第2章 表現の源を豊かにする―読む前に自分を満たしましょう(作品との対話;文章との対話;登場人物たちとの対話)
第3章 表現を支えてくれるもの―朗読者のメンタルが大事です(聞き手との対話;自分との対話)
第4章 朗読を活かす対話―チームでも取り組めるのです(朗読者同士の対話;朗読と音楽のコラボレーション)
終章 対話の可能性(朗読は懐が深い;教室という場がくれるもの;言葉の感性)
著者等紹介
松浦このみ[マツウラコノミ]
中央大学文学部卒業。静岡FM放送アナウンサーを経てフリーに。Tokyo FM、JFN、ラジオ日本などで、数多くの番組パーソナリティを務める。ナレーターとしてテレビ番組、テレビCM、ラジオCMを多数担当。学生時より朗読を山内雅人氏、鎌田弥恵氏に師事。1995年朗読と音楽で空間をつくる「gusuto de piro」(エスペラント語「梨の味」)を立ち上げ、西村由紀江(ピアノ)、八木美知依(箏奏者)など多数のミュージシャンと演奏と朗読で物語の世界をつくるライブを続けている。これまでに取り組んだ作品は100作以上。声優・ナレーター養成所シャイン講師を経て、2009年一般向けの朗読教室を開講。20代から70代、プロ・アマ問わず個性を生かす朗読に取り組む。gusuto de piroの活動は、楽器の演奏と朗読とのコラボレーションで物語の世界を立体的に想像できるよう試みている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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