アリスのいた映画史

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アリスのいた映画史

  • 吉田 はるみ【著】
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  • 彩流社(2023/07発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779129100
  • NDC分類 778.235
  • Cコード C0074

出版社内容情報

世界初の「フィクション映画」を作った女性、それがアリス・ギイ(1873 ~ 1968)であった。

ギイは世界初の女性映画監督であるほか、映画史上数々の「世界初」の実績を持つのだが、リュミエール兄弟やエジソンが世界中の人びとに知られていることに比べると彼女はほぼ無名だった。日本で出版された初期映画研究書にもアリスの名はない。2018年、『Be Natural』(邦題「映画はアリスから始まった」)という映画がカンヌ映画祭で公開されたが、新型コロナ禍のため一般公開が遅れ、ようやく2022年に日本で公開される。これに触発されて、日本の映画研究者で、ようやく、アリス・ギイ研究に手を付け始める人が出てくることとなった。     本書は、アリスの一生を生い立ちからたどり、彼女の生い立ちと映画監督として活動した時期を中心に、彼女が生まれ育った19世紀末のフランス、世紀末から20世紀初頭にかけての映画史をなぞりながら、アリスの視点から見た「映画史」をたどってゆく。数少ない資料をベースにした事実をトレースしながら、知り得ない部分についてはフィクションで補った物語的評伝となるものである。今こそ、知られざる映画人アリスを、日本に紹介したい、との思いから本書は成立した。

内容説明

それは若い女性だった!世紀末フランスとハリウッド以前のアメリカ、映画最初期の歴史をアリス・ギイの視点からたどる知られざる映画人の物語。

目次

第1章 アリス秘書になる
第2章 アリス映画を作る
第3章 映画が生まれたころ
第4章 監督アリス・ギイ
第5章 アメリカへ
第6章 ソラックス社
第7章 失意

著者等紹介

吉田はるみ[ヨシダハルミ]
関西学院大学大学院修士課程修了。大阪市立大学文学研究科博士課程中途退学。関西学院大学非常勤講師。映画研究家・映画愛好者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gokuri

5
映画創成期に活躍した女性の伝記。 著者は映画研究家とのことで、フランスから発生し米国で発展していった映画について、当時は女性の役割が限られていた中で、映画製作に直接かかわったアリスの生涯を丹念につづっている。映像そのものをみせる映画が、ストーリー、俳優の演技を中心とした作品となり、興行を行う産業として成立していく過程がよくわかる。当初、短い映像を大量に作成していたこと、監督や俳優も記録されていなかったこと、などの情報はとても興味ぶかい。2023/08/25

ジャン

2
世界初の女性映画監督アリス・ギイの評伝というか物語。ゴーモンの秘書から始まって、映画づくりをはじめるとめきめきと才能を発揮して映画を撮りまくる。さらにアメリカに渡り映画製作会社を立ち上げもするのだから、その旺盛な行動力にも目を見張るものがある。助手的な役割としてルイ・フイヤードとの深い関わりがあったことも知らなかった。映画史から無視されていた理由として、サドゥールの『映画史』に言及がなかったことが大きいのではとあり、なるほどと思った。2025/03/20

owl&shepherd

0
アリスの自伝も読まねば。2024/09/30

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