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出版社内容情報
コレクション最終刊は、花田の思想の拠点である「公共圏をいかに切り開き、維持していくか、いかに公共圏を耕作していくかの道筋とヒントを、その時々の時評で紹介する。市民社会の共有地としての公共圏、その実践のための思想的武器として、歴史的プロセスと概念の定義を示す。
(解説)
依光隆明(元高知新聞社会部長、元朝日新聞特別報道部長)
浅野良子(ブリティッシュ・カウンシル元ブリティッシュ・スタディーズ・オフィサー)
渡辺周(Tokyo Investigative Newsroom Tansa 編集長)
内容説明
市民社会の共有地としての公共圏をいかに切り開き、維持していくか。パブリックの構築に自ら関与していくための定義と批評。
目次
第1部 西ドイツの地から日本へ向けて(1979~1983)
第2部 日本の地で再び(1990~2009)
第3部 日本放送労働組合の委員会委員として(1995~1997~2005)
第4部 新聞への寄稿(1997~2015)
第5部 故人を語る(2000~2006)
第6部 社会情報学者の目(1994~2010)
第7部 定義集(2002~2013)
第8部 公共圏、アンタゴニズム、そしてジャーナリズム(2018~2022)
著者等紹介
花田達朗[ハナダタツロウ]
フリーランス社会科学者。早稲田大学名誉教授。東京大学名誉教授。専門は社会学、メディア研究、ジャーナリズム研究。1947年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ミュンヘン大学哲学部コミュニケーション学(新聞学)修士課程修了、同大学大学院博士課程満期退学。東京大学大学院情報学環教授、学環長を経て、2006年より早稲田大学教育・総合科学学術院教授を務め、2018年3月末に定年退職。その間、2007年より早稲田大学ジャーナリズム教育研究所所長、201年より早稲田大学ジャーナリズム研究所所長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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