フレデリック・ショパン―その情熱と悲哀

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フレデリック・ショパン―その情熱と悲哀

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779127656
  • NDC分類 762.349
  • Cコード C0073

出版社内容情報

ショパンの芸術と生涯を描いた傑作!
世界中の誰もが知る超一流音楽家フレデリック・ショパンの生涯を、
その友人にして大音楽家であるフランツ・リストが敬愛をもって
書きのこした伝説的名著。72年ぶりの新訳!
リスト自筆の雑誌連載記事の付録つき!

●フランツ・リストとは?
《ラ・カンパネラ》、《愛の夢》など多数の名曲を
生み出した大音楽家である。

◆本書のポイント
・「ピアノの詩人」と評されたショパンの生涯について、彼と生前に切磋琢磨して「ピアノの魔術師」と呼ばれたフランツ・リスト自ら書き下ろした、重要な歴史的資料。
・ショパンの死後一年あまりで一気呵成に書き上げられ、ショパンという友への、フランツ・リストの親愛が詰まった名著。
・19世紀の音楽界にショパンの評価が定着するきっかけとなった意義深い一冊。

◆邦訳版のポイント
・原著にはない、フランツ・リスト自身が音楽家の地位などについて語った、当時の『ルヴュ・エ・ガゼット
・ミュジカル・ドゥ・パリ』誌の記事を付録として追加。
・本文中に登場する場面や事項に関連した図版を独自に追加掲載。
・国内では1949年以来、72年ぶりの新訳となる。

◆目次

『フレデリック・ショパン──その情熱と悲哀』

第一章 ショパンの音楽とその様式
第二章 ポロネーズ
第三章 マズルカ
第四章 ショパンの演奏
第五章 芸術家の生活
第六章 ショパンの生い立ち
第七章 サンド夫人
第八章 ショパンの最期

付録 『ルヴュ・エ・ガゼット・ミュジカル・ドゥ・パリ』の記事より
   ・音楽家の境遇と社会的身分について
   ・パガニーニの死について
   ・ショパンの演奏会

著者略歴
著・文・その他:フランツ・リスト

ハンガリーのピアニスト、作曲家。ベートーヴェンの弟子であるツェルニーにピアノを師事。卓越した演奏技巧を誇る天才ピアニストとして、フランスやドイツ、オーストリアなどで活躍した。作曲家としては、《愛の夢》や《ハンガリー狂詩曲集》を始めとする多くのピアノ曲を生み出したことや、詩的理想を音楽に結び付ける〈交響詩〉という境地を切り拓いたことで名高い。

翻訳:八隅 裕樹

1989年、兵庫県に生まれる。神戸大学経営学部卒業。地域金融機関に勤務する傍ら、文化振興に取り組む。米国コロンビア大学客員研究員(2017年から2018年)、ピアノ演奏音源のWEBアーカイブ〈VIRTUOSO PIANISTS BEFORE 1950〉の共同管理人(2020年から現在)、特定非営利活動法人レミニセンス代表(2021年から現在)などを務める。これまでに、西洋文化論を福野輝郎氏と井上裕氏に、ピアノ音楽を両澤隆宏氏に、それぞれ師事。

目次

第1章 ショパンの音楽とその様式
第2章 ポロネーズ
第3章 マズルカ
第4章 ショパンの演奏
第5章 芸術家の生活
第6章 ショパンの生い立ち
第7章 サンド夫人
第8章 ショパンの最期
付録 『ルヴュ・エ・ガゼット・ミュジカル・ドゥ・パリ』の記事より

著者等紹介

リスト,フランツ[リスト,フランツ] [Liszt,Franz]
1811‐1886。ハンガリーのピアニスト、作曲家。ベートーヴェンの弟子であるツェルニーにピアノを師事。卓越した演奏技巧を誇る天才ピアニストとして、フランスやドイツ、オーストリアなどで活躍した。作曲家としては、“愛の夢”や“ハンガリー狂詩曲集”を始めとする多くのピアノ曲を生み出したことや、詩的理想を音楽に結び付ける“交響詩”という境地を切り拓いたことで名高い

八隅裕樹[ヤズミユウキ]
1989年、兵庫県に生まれる。神戸大学経営学部卒業。地域金融機関に勤務する傍ら、文化振興に取り組む。米国コロンビア大学客員研究員(2017年から2018年)、ピアノ演奏音源のWEBアーカイブ“VIRTUOSO PIANISTS BEFORE 1950”の共同管理人(2020年から現在)、特定非営利活動法人レミニセンス代表(2021年から現在)などを務める。これまでに、西洋文化論を福野輝郎氏と井上裕氏に、ピアノ音楽を両澤隆宏氏に、それぞれ師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のっち♬

110
ショパン追悼の意を込め、友人や関係者の見解も交えて執筆。語りは"我々"の一人称複数で、単に時系列で生涯を辿らず、主に性格や生活模様を通してロマン派芸術の気風や本人の霊感に迫る。手法は気質が対極な故に距離を置かれていた著者の視界の補填にも繋がった。デリケートな心身に滾った排他的芸術愛、品行方正に抑圧された気性の荒さ、サンド夫人との破局による憔悴、臨終の床で母国の歌に感動する様子など、同時代の人間ならではの視線で韻文的修辞を駆使しつつ情熱的に綴っている。美辞麗句も自己主張も自重せずに読ませる敬愛に満ちた伝記。2023/06/09

かもめ通信

22
リストが書いたショパンの伝記!これは是非読みたいと思っていたところ,書評サイト本が好き!を通じていただいた。この本の面白さは、リスト本人の思い出や見解だけでなく、友人たちの回想などもふんだんに盛り込んでいるところにもあって、ジョルジュ・サンド、バルザック、ドラクロワ、ベッリーニ、ベルリオーズ、ハイネなど、同時代を生きた芸術家たちが顔を出す場面は見逃せない。同時にショパンを題材に語りあげられるリスト自身の芸術観も読みどころ。全編を通じてリストの語り口が熱かった!!2021/09/10

MASA123

10
本書はリストが書いたショパンの伝記で、8章で構成されている。8章の構成がユニークです。1章でショパンの音楽のすばらしさを総まとめして、2章ポロネース、3章マズルカ、は特定の音楽ジャンルを詳細に解説する。4章でショパンの演奏の様子を再現、5章の芸術家の生活、6章ショパンの生い立ち、7章がジョルジョサンド、そして8章で最晩年のショパン。日本人著者のショパン本では、サンド夫人を過度に、称賛したり悪女化したりする記述が多いけど、本書ではもっとふかい考察になっている(難しくてよくわからなかった)。2021/10/18

m

4
宝塚花組公演の予習にリストの本を探していたが意外にも目ぼしいものがなかったので、リストが執筆したこちらを。訳がまわりくどいのか読みにくかったが、ショパンに特別な思いを持っていたことがわかった。結局公演は中止になってしまい観劇は叶わなかった。2022/09/07

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