ハイジャック犯をたずねて―スリランカの英雄たち

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ハイジャック犯をたずねて―スリランカの英雄たち

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  • サイズ 46判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779127625
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報

商社マンだった私は、海外出張の帰り、ハイジャックに遭遇、

無事に生還したが、30年以上の後、その犯人セパラを捜し出すことが

出来、スリランカに会いに行った。そして交友を続ける中、事件後、

英雄となっていた犯人の半生を知り、図らずも、スリランカの複雑な歴史

と社会構造が炙り出されることとなり、このノンフィクションを上梓する

こととなった。



シンハラ人とタミル人の血で血をあらう凄惨な殺戮・テロ・内戦が

長年にわたり続いたスリランカ。2009年、分離独立を掲げて

武装闘争を繰り広げたLTTE(タミル・イーラム解放のトラ)の

北部支配地域をスリランカ政府軍が武力制圧することで内戦が終結した

とされている。

1983年、のちに「暗黒の7月」と呼ばれる

スリランカ全土を巻き込んだ大騒動から内戦が始まったとされるが、

背景には、かつての植民地の影響や、

複数の民族・言語・宗教・カーストなど、複雑な歴史的・社会的な事情

が存在した。著者の遭遇したハイジャック事件は、このような背景が

ありながらも、ちょっと変わった理由で起きたのである。

内容説明

ハイジャック事件で人質となった私は、30年以上たって犯人を捜し出し、会いに行き、そして交友を続けた―凄惨な民族紛争の歴史と交差する、一人の男の半生。一風変わった事件の深層からスリランカ現代史を炙り出す、良質なノンフィクション。

目次

第1章 ハイジャック事件(航空機内にて;空港内の対策本部にて ほか)
第2章 ハイジャック犯セパラ(セパラとの交信;カースト社会 ほか)
第3章 スリランカのたどった道(政治家ジャヤワルダナ;宗教と民族主義 ほか)
第4章 再会(コロンボにて;カラトタ村)
第5章 再訪(自爆テロ;アンナとフリィ ほか)

著者等紹介

和田朋之[ワダトモユキ]
1957年、京都市生まれ。1981年、東京大学法学部を卒業、住友商事(株)に入社。アジア、中東、アフリカ等のインフラ・プロジェクトに従事し、2017年に定年退職。1982年6月、初めての海外出張の帰り、インドのニューデリーを出発したアリタリア航空1790便(ボーイング747型)がハイジャックされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チバ

1
印象深い本だった。企画に感嘆し、機内での描写は得られない経験を体験させてもらった気分になった。著者は当事者ともっと突っ込んだ話もしたかったのではないか。しかし彼はあまり話したがらず、またその後の自分の運命に少し違和感を感じながら生きているのではないかと思った。歴史と情勢の記述が続く。著者はこの先も彼との交流を続けるだろう。そしてもう少し彼の話を聞ける日が来ると思う。類をみない題材からもっと多くの事を得たいと思ったそういう本だった。2022/01/22

kimamabito

1
新聞の書評で興味を持って借りてきた。ミャンマーの歴史について詳しい記載あり。どちらかというとこの人がどうしてハイジャック犯に会おうと思ったのか、とかハイジャック犯との関わりにもっとボリュームを割くなり最初に記述して欲しかった。歴史にはあまり興味なく、生真面目に最初から読むと、だんだんエネルギーが割かれてしまって途中で返却期限に。2022/01/08

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