出版社内容情報
2021年2月20日~5月30日まで
三菱一号館美術館にてコンスタブル展開催!!
35年ぶりのコンスタブル展に添える肉声を緊急復刊!
英国の絵画史上、ターナーと並び称される風景画家
ジョン・コンスタブルの自筆の手紙を編集した第一次資料。
歴史画や肖像画が主流を占めていた当時の風潮にもかかわらず
風景画家への道を志したが故に、世に受けいれられなかったコンスタブル。
人を愛し、「生きた自然」を求めて苦闘して、
近代絵画の新しい扉を開いた人間コンスタブルの足跡と名言の全て。
図版多数!
【目次】
翻訳に際して──解説にかえて
編者の言葉
序文
著者序文
第一章 1776年~1810年
故郷バーゴルドの光景と生い立ち
初の王立美術院展に出品 ほか
第二章 1811年~1812年
肖像画家になることへの両親の希望
恋と苦悩
マリアとの定期的な文通再開
マリア、悲しみをもって諭す ほか
第三章 1913年~1814
肖像画での評判高まる
初めて作品が売れる ほか
第四章 1815年~1816年
二人の母の死
野外制作を続ける
父の死
結婚 ほか
第五章 1817年~1821年
長男の誕生、最高傑作を次々と制作す
資金窮迫とフィッシャー氏の支援
ハムステッドでの制作
風景画における空の重要性 ほか
第六章 1822年
『干草車』、パリより注文
旧態依然たる英国画壇への批判 ほか
第七章 1823年
家族を襲った病魔
『ソールズベリー大聖堂』とフッセリの言葉
展覧会での評価とフィッシャー副司教への訪問 ほか
第八章 1824年
『干草車』、フランス人に購入される
風景画における自然の光
海浜保養地ブライトンに移る
フランス画壇での評価高まる ほか
第九章 1825年
スタゥァ河風景の六大傑作の一つ、『水門』を出品
『跳ねる馬』を出品
長男の病気
妻と離れ、ロンドンでの生活
内容説明
コンスタブル展に添える珠玉の肉声を復刊!ターナーと並び称されるコンスタブルの手紙を編集した名編。歴史画や肖像画が主流のなかで風景画家を志したが故に、作品の美しさとは逆に、世に受けいれられなかったコンスタブルの生涯は、多くの苦しみとの闘いであった。人を愛し、「生きた自然」を求めて苦闘し、近代絵画の新しい扉を開いた人間コンスタブルの足跡と名言の全て。
目次
一七七六年~一八一〇年
一八一一年~一八一二年
一八一三年~一八一四年
一八一五年~一八一六年
一八一七年~一八二一年
一八二二年
一八二三年
一八二四年
一八二五年
一八二六年~一八二七年
一八二八年~一八二九年
一八三〇年~一八三一年
一八三二年
一八三三年
一八三四年~一八三五年
一八三六年~一八三七年
コンスタブルの思い出
風景画の歴史についての講義ノート
著者等紹介
齋藤泰三[サイトウタイゾウ]
1937年生まれ。千葉県出身。1961年東京大学教養学科(イギリス分科)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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