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出版社内容情報
本邦初訳!
20世紀スペイン文学を代表する作家デリーベスの短・中篇集。
都会と田舎、異なる舞台に展開される四作品を収録。
「自然」、「身近な人々」、「死」、「子ども」
──デリーベス作品を象徴するテーマが
過不足なく融合した傑作集。
内容説明
裸で突然死した父に着物を着せようと奮闘する少年―「死装束」。既視感を追求して進んだその先に待っていたのは―「狂人」。大自然の中、父と子の情愛を描く―「クルミの木」。祖父と孫の人生、交錯しながらも、並行する―「レール」。20世紀スペイン文学の巨匠、ミゲル・デリーベスによる傑作集。デリーベス作品を特徴づける、自然、身近な人々、子ども、死のテーマが過不足なく融合した中・短篇4作品を所収。
著者等紹介
デリーベス,ミゲル[デリーベス,ミゲル] [Delibes,Miguel]
1920‐2010。20世紀のスペインを代表する作家の一人。『糸杉の影は長い』(1947)でナダル賞を受賞し文壇登場。自然の中で伸び伸びと生きる子どもたちを描いた『エル・カミーノ(道)』(1950)で確固たる地位を得た。以後、家族・子ども・自然・死をテーマに、独自のスタイルで数多くの作品を発表し、セルバンテス賞を始め、多くの文学賞を獲得した。活動時期はフランコの厳しい検閲(1940‐1975)と重なるが、検閲を巧みにかわし抵抗した『ネズミ』(1962)や『マリオとの五時間』(1966)もある。(上記の作品はすべて彩流社刊)
喜多延鷹[キタノブタカ]
1932年長崎市生まれ。1956年東京外国語大学イスパニア語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あさうみ
Ayumi Katayama
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