出版社内容情報
盗賊か、英雄か______
アドリア海を荒らした海賊たちの物語。
オスマン帝国が覇権を広げるなか、
イタリア半島とバルカン半島に挟まれたアドリア海では、
海賊・ウスコクがその名を轟かせていた。
民衆詩で英雄と謳われたかれらの実態とは?
知られざるウスコクの歴史と暮らしぶりを明らかにする
とともに、
バルカン半島で、イスラムとキリスト教のせめぎあいの
最前線となった軍政国境地帯の複雑な力学、
近世国家の成立と“アウトロー”の誕生の因果関係を探る。
内容説明
オスマン帝国が覇権を広げるなか、イタリア半島とバルカン半島に挟まれたアドリア海では、海賊ウスコクがその名を轟かせていた。民衆詩で英雄と謳われたかれらの実態とは?知られざるウスコクの歴史と暮らしぶりを明らかにするとともに、バルカン半島でイスラムとキリスト教のせめぎあいの最前線となった軍政国境地帯の複雑な力学、近世国家の成立と“アウトロー”の誕生の因果関係を探る。
目次
第1章 ウスコクとは?
第2章 ウスコクの社会
第3章 聖なる略奪
第4章 境界
第5章 ウスコクとヴラーフ
第6章 歴史のなかのウスコク
エピローグ 近世国家とアウトローたち
著者等紹介
越村勲[コシムライサオ]
1953年富山県生まれ。ザグレブ大学大学院修士課程修了、一橋大学大学院博士課程修了(社会学博士)。一橋大学特別研究員、千葉大学助手などの後、東京造形大学教授、2019年より同大学名誉教授。専攻は東欧社会史・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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hal
人生ゴルディアス
左手爆弾