出版社内容情報
北海道大学で、
2013年に始まったグローバル人材を育成するための
特別プログラム、新渡戸カレッジは、
昨年第一期生がめでたく巣立ち、今春第二期生も修了した。
北大のさらなる挑戦とは?
前著の反響に応える。
海外留学の体験、卒業生でグローバルな仕事に就いている
フェローたちによる指導や交流、
日本の刑務所など国内の問題への視点を養うなど、
教員やフェロー、在学生などの言葉で具体的に紹介する。
新渡戸カレッジとは…
北大の前身である札幌農学校二期生で、
国際連盟事務次長を務めた新渡戸稲造の精神に則り、
新渡戸カレッジは創設された。
上すべりの英語教育などではなく、
多様な文化的・社会的背景を持つ人々と
円滑にコミュニケーションをとり、
問題解決能力やチームワーク力を身につける
特別教育プログラムである。
プロローグ…グローバル化時代における北海道大学の挑戦
第1章 北海道大学の特別教育プログラム
第2章 リーダーシップを考える
第3章 海外留学を考える――海外留学体験記
第4章 フェローは語る
第5章 メッセージを読み解く
玉城 英彦[タマシロ ヒデヒコ]
著・文・その他/編集
帰山 雅秀[カエリヤマ マサヒデ]
著・文・その他/編集
? 和順[ユハズ カズヨリ]
著・文・その他/編集
内容説明
フロンティア精神、国際性の涵養、全人教育、実学の重視―北大の基本理念に基づき真の意味でのリーダーシップを発揮できる人材の育成を学生の言葉もまじえて紹介!北海道大学で2013年に始まったグローバル人材を育成するための特別プログラム、新渡戸カレッジのさらなる挑戦とは?前著の反響に応える。海外留学の体験、卒業生でグローバルな仕事に就いているフェローたちによる指導や交流、日本の刑務所など国内の問題への視点を養うなど、教員やフェロー、在学生などの言葉で具体的に紹介する。
目次
第1章 特別教育プログラム・新渡戸カレッジ(フェーズ2)(新渡戸カレッジとは;新渡戸カレッジの名前の由来 ほか)
第2章 リーダーシップを考える(「グローバル基礎科目」の概要;リーダーシップは才能なのか? ほか)
第3章 海外留学を考える―海外留学体験記(若いうちに、旅に出よう―海外留学を考える;私の留学体験)
第4章 フェローは語る(フェローの体験記)
第5章 フェローを読み解く(小林浩治フェロー「『トヨタ海外生産事業』の先兵として」を読み解く;島田元生フェロー「君ならできる!」を読み解く ほか)
著者等紹介
玉城英彦[タマシロヒデヒコ]
1948年、沖縄県今帰仁村古宇利島生まれ。北海道大学名誉教授、名桜大学共同研究員。世界保健機関(WHO)元職員。専門は疫学・グローバルヘルス
帰山雅秀[カエリヤママサヒデ]
1949年北海道小樽市生まれ。北海道大学名誉教授、北海道大学北極域研究センター研究員、アラスカ大学客員教授。北海道大学水産学部卒業。水産学博士。専門は水圏生態学、魚類生態学。水産庁さけます資源管理センター研究室長、北海道東海大学教授、北海道大学大学院水産科学研究院教授、北海道大学国際連携機構特任教授を経て2018年度より現職。日本生態学会、日本水産学会等に所属
〓和順[ユハズカズヨリ]
1959年、三重県生まれ。北海道大学文学部卒業。北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。同大学院文学研究科博士後期課程退学。名古屋大学文学部助手、北海道大学文学部助教授を経て、北海道大学大学院文学研究科教授、北海道大学新渡戸カレッジ教頭。主な研究分野は、中国古代思想、論語解釈史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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