出版社内容情報
規制緩和・自由化がまた新たな規制・権力を生むジレンマからどう脱却するか。官僚機構を利用しつつ市場メカニズム・自己責任を導入していく日本型改革の道を探る。
内容説明
市場メカニズムを尊重しつつ、官僚機構の強みを最大限に生かすべき。国際比較でみた日本の規制緩和の実態。
目次
序章 日本は変われるだろうか?
1章 規制緩和の世界的潮流と日本
2章 電気通信改革と郵政省の変貌
3章 金融改革への大蔵省の策謀と挫折
4章 日本的スタイルの規制改革―緩慢さの中に秘められた戦略
5章 イギリス型規制改革―規制権限の分離
6章 アメリカ、フランス、ドイツの規制緩和への道
7章 日本独自の改革を進めよ