出版社内容情報
1968年5月に、日本大学で日大闘争が沸騰してから50年。
20億円にも及ぶ使途不明金問題に端を発した日大闘争は、
同じ頃に東京大学や各地の大学でも結成された全共闘と
大学の不正や教育体制に抗議し社会に対しても
異議を申し立てました。
本書は、昨年(2017年10月から12月)、
国立歴史民俗博物館で開催された
「企画展示「1968年」?無数の問いの噴出の時代?」に
1万5000点余の日大闘争関連資料を寄贈した
「日大闘争を記録する会」が、
日大全共闘議長・秋田明大氏をはじめとする闘争参加者と
対話し全共闘運動の経験を語り合った貴重な記録です。
もくじ(抜粋)
第一章 日大闘争を書く・語る・記録する
第二章 日大全共闘って、なんて不思議な集団なんだろう
―日大全共闘副議長・矢崎薫氏との対話
第三章 僕の、始まりのとき
「いつの間にか芸闘委委員長になっていた」
―藝術学部闘争委員会委員長・真武善行氏との対話
第四章 赤ヘル農闘委が生まれた三つの秘話
―農獣医学部闘争委員会議長・三浦信義氏との対話
第五章「日大全共闘情報局」という活動
第六章 1968年を想起する・語る・考える
―日大闘争は他大学の
全共闘からどのように見られていたか
第七章 全共闘は、みんな自分で決めていた
―日大全共闘議長・秋田明大氏との対話
三橋 俊明[ミハシ トシアキ]
著・文・その他/編集
内容説明
日大全共闘議長・秋田明大氏をはじめとする闘争参加者と対話し全共闘運動の経験を語り合った貴重な記録。
目次
第1章 日大闘争を書く・語る・記録する
第2章 日大全共闘って、なんて不思議な集団なんだろう―日大全共闘副議長・矢崎薫氏との対話
第3章 僕の、始まりのとき・いつの間にか芸闘委委員長になっていた―芸術学部闘争委員会委員長・真武善行氏との対話
第4章 赤ヘル農闘委が生まれた三つの秘話―農獣医学部闘争委員会議長・三浦信義氏との対話
第5章 「日大全共闘情報局」という活動
第6章 1968年を想起する・語る・考える―日大闘争は、他の全共闘からどのように見られていたのか
第7章 全共闘は、みんな自分で決めていた―日大全共闘議長・秋田明大氏との対話
あとがき 1968年の「無垢なる魂」に
著者等紹介
三橋俊明[ミハシトシアキ]
1947年、神田の生まれ。1968年、日大闘争に参加し全共闘に成る。1973年、田村正敏日大全共闘書記長と無尽出版会を設立し『無尽』刊行。『週刊ピーナツ』事務局、アジア・アフリカ作家会議を経て、日大闘争を記録する会の仲間と『日大闘争の記録―忘れざる日々』を刊行中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。