出版社内容情報
高齢化社会、AIの時代のための生き方指南。
これから人生百歳の時代を迎える。
第一線を退いたあと30~40年の「余生」を
どう過ごすのかは、本人にとってだけでなく、
家族はもちろん、地域社会、国家にとっても大きな課題。
日本は2030年には国民の三分の一が高齢者になり、
その後も高齢化はますます進行していく時代だからこそ、
AIの時代を前向きに捉える必要がある。
AIの時代、「余剰人員」や「人生の自由時間」が増えるため、
「働く」ことの意味自体を改めて問い直す必要がある。
「現・資本主義」社会が陥っている
この閉塞状況から脱却するには原点回帰するしかない!
資本主義の原点、それは
「人間の生活文化をより豊かに発展向上させること」にある。
「いのちの輝き」の回復、そして、個々人の「悦ばしい生活」
「楽しい生き方」、すなわち" ジョイフルビーング”の
再構築が必要。
元住友銀行専務取締役、日本総合研究所所長、
大妻学院理事長などを歴任した識者が語る
これからの輝く生き方とは?
内容説明
高齢化社会、AI時代を生き抜くための指南書。「余剰人員」が生まれ「自由な生活時間」が増えるAI時代、さらに人生百歳の時代を迎えるいまだからこそ、若いうちから、そして第一線を退いた方も、「公共生活圏」を生きる「公共人」として、改めて“ジョイフルビーイング”の生き方を学び直し、「現・資本主義社会」が陥っている閉塞状態から脱却する方途を見つけましょう。
目次
1 AIによって何がどう変わるか
2 新たな事業機会・形態が生まれる
3 新・資本主義のフィールド
補注1 「生活圏」を生きる
4 「関係的自立」=「自立的関係」という生き方
5 「伝統文化」が付加価値の源泉となる
6 日常における「美」の追求
補注2 大妻コタカの「生活美学」
著者等紹介
花村邦昭[ハナムラクニアキ]
学校法人大妻学院顧問。1933年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。(株)住友銀行(現三井住友銀行)専務取締役を経て、1991年、(株)日本総合研究所社長に就任。会長を経て現在同社特別顧問。2007年、学校法人大妻学院常任理事を経て、2008年、理事長に就任、2016年、学長を兼任、2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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