日本近現代文学における羊の表象―漱石から春樹まで

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日本近現代文学における羊の表象―漱石から春樹まで

  • 江口 真規【著】
  • 価格 ¥3,740(本体¥3,400)
  • 彩流社(2018/01発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779124112
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

羊が日本に輸入された明治時代以降、

日本近現代文学に描かれた羊の文化社会的意義とは何かーー





【漱石作品にみる羊】

『三四郎』で見る、羊の知識が得られる経緯や、

それに伴う表現の変遷とは?



【女性に例えられる羊】

開国以降、西欧人男性と関係を持った日本人女性が

「羅紗緬」と呼ばれ羊に擬えられてきた経緯とは?

唐人お吉物語などの文学作品との比較から検証!



【安部公房にみる羊】

満洲の牧歌的風景への憧憬や郷愁と、

「詩人の生涯」における羊の表象との関係性を分析!



【村上春樹にみる羊】

60年代以降の観光牧場の展開に継承されている

羊を囲む心象風景とは?





文学研究と環境問題・社会問題を結び付ける、

アニマル・スタディーズ/エコクリティシズムの提示!

内容説明

夏目漱石、江馬修、大江健三郎、安部公房、村上春樹が描く「羊」とは何者なのか?アニマル・スタディーズの手法で文学に現れる「羊」を辿り、近現代日本社会の支配関係を見る!

目次

序章
第1章 夏目漱石『三四郎』―「迷羊」の起源とその解釈
第2章 江馬修『羊の怒る時』―関東大震災の怒れる民衆
第3章 らしゃめんの変容―唐人お吉物語から「人間の羊」まで
第4章 安部公房の植民地経験と羊―満洲の緬羊政策と牧歌的風景の構築
第5章 村上春樹『羊をめぐる冒険』―「迷羊」の継承と羊に取り憑かれた者たち
終章

著者等紹介

江口真規[エグチマキ]
1987年、熊本県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科文芸・言語専攻博士課程修了。博士(文学)。秋田県立大学総合科学教育研究センター助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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