隔離の記憶―ハンセン病といのちと希望と (増補新版)

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隔離の記憶―ハンセン病といのちと希望と (増補新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779123276
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0036

目次

国賠裁判、負けたら死にます
愛を語る闘士
人生に絶望はないよ
敵意と、優しさと
「いのちの授業」が残したもの
津軽の春、てっちゃんの詩
親の死さえ願った子どもたち
告白した 自信になった
トップランナーたち
いざ、中国へ
ご近所さんに伝えたい
いのちと愛の詩人について

著者紹介

高木智子[タカキトモコ]
朝日新聞記者。1972年、福岡市生まれ。1996年、読売新聞西部本社に入社し、鹿児島支局に勤務。2000年、朝日新聞社に入社。前橋支局に赴任し、国立療養所「栗生楽泉園」を拠点にハンセン病だった人たちへの取材を本格化させる。2008年、大阪社会部。2014年4月~16年3月、朝日新聞編集委員。16年4月から社会部門専門記者。『隔離の記憶』が新聞労連・第10回疋田桂一郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

オビには、ハンセン病に関わり続ける吉永小百合さんから

写真と自筆のメッセージ!



瀬戸内海の島々で、人権を奪われた人達の痛切な思いに出会いました。

今も必死に生きる彼らのことを、多くの方に知って頂きたい。





あなたは絶望を生き抜き、

希望に変えていくことができますか―。

20年にわたりハンセン病療養所に生きる人々と関わり続けた

新聞記者が、現場で心奮わせた珠玉の言葉をつづった

ノンフィクション。



それは強く、尊く、色あせることはない。

苦しく、道を見失いそうな若者の心にもきっと響くはず。



ドリアン助川氏

(『あん』作者)増補版への解説



人間がつくった不安定な社会というものに、

絶対的な正義はあるのだろうかという

疑問もありました。

そこで私は、人が生きることの意味を根本から

問い直す物語を、ハンセン病を背景として

書こうと決めたのです。…そうです。

行間です。私は森元さんと会えたことで、

『あん』の物語の世界の基盤を作れると思いました。

…行間の発見と、それによって起きる

書く側の精神的な開闢。

私は高木智子さんにも、心的なその昇華が

起きたのではないかと思うのです。

本書で紹介されているそれぞれの人生は、

患者がいかに国から捨てられ、厳しい生涯を

強いられたかということを浮き彫りにしています。

しかしそれだけではなく、その運命のなかで

各人がどう立ち上がり、どう闘おうとしたのか、

人として花咲くまでを伝えるドキュメントでもあります。

1章 国賠裁判、負けたら死にます



2章 愛を語る闘士



3章 人生に絶望はないよ



4章 敵意と、優しさと



5章 「いのちの授業」が残したもの



6章 津軽の春、てっちゃんの詩



7章 親の死さえ願った子どもたち



8章 告白した 自信になった



9章 トップランナーたち



10章 いざ、中国へ



11章 ご近所さんに伝えたい



12章 いのちと愛の詩人について



〈増補〉



「この20年の変化について」(著者)



 解説 ドリアン助川

高木 智子[タカキ トモコ]
たかき・ともこ
1972年、福岡市生まれ。
朝日新聞社会部専門記者(人権)。
2000年、朝日新聞に入社。
前橋支局に赴任し、国立療養所「栗生楽泉園」で
ハンセン病だった人たちへの取材を本格化させる。
2008年、大阪社会部。
人権、戦争の記憶の語り継ぎ、再犯防止などの
テーマに取り組む。
2014年4月?16年3月、朝日新聞編集委員。

ドリアン助川[ドリアンスケガワ]
1962年生まれ。
映画『あん』(河瀬直美監督、2015年)の
原作者。