増殖するフランケンシュタイン―批評とアダプテーション

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増殖するフランケンシュタイン―批評とアダプテーション

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779123153
  • NDC分類 933
  • Cコード C0098

出版社内容情報

現代の視点から分析・批評する第一部と、演劇・小説・映画・マンガ等、多種多様な「翻案・改作」をめぐる第二部で構成。200年の時を経ても、読者の想像力を刺激し続ける

『フランケンシュタイン』。



現代の視点から分析・批評する第一部と、

演劇・小説・映画・マンガ等、この神話的テクストが

生み出してきた多種多様な

「翻案・改作(アダプテーション)」をめぐる

第二部で構成。



なぜ、『フランケンシュタイン』は多くの解釈を

生み出し、甦り続けるのか、

「ですます調」でわかりやすく迫ります!



今年はドラマやミュージカル等、

『フランケンシュタイン』を

翻案した作品が続きます!

フランケンシュタインが話題になること、

間違いナシ、です!



★綾野剛主演ドラマ★

『フランケンシュタインの恋』(4月?)



★小栗旬主演のミュージカル★

『ヤングフランケンシュタイン』(8月?)

収録内容



序章 フランケンシュタインの子供たち【武田 悠一】



第一部 批評



第1章 メアリ・シェリーと菜食主義サークル

──怪物の食生活をめぐって川津 雅江/名古屋経済大学教授】



第2章 語られなかった物語

──『フランケンシュタイン』と「梅毒」

【山? 僚子/名古屋学院大学講師】



第3章 『フランケンシュタイン』のおぞましい家族

──メアリ・シェリーの怪物的自伝

【中村 晴香/京都女子大学非常勤講師】



第4章 モンスターとは誰か?

──ポストコロニアル批評と小説『フランケンシュタイン』

【山田 幸代/愛知淑徳大学講師】



第5章 カロリーヌの影のもとに

──『フランケンシュタイン』における欲望のありか

【角田 信恵/岐阜聖徳学園大学教授】



第二部 アダプテーション



第6章 「起源」への問い

──『フランケンシュタイン』と〈共感〉の哲学

【武田 悠一】



第7章 舞台のうえの怪物

──R・B・ピーク『プリザンプション』の異種混淆性

【小西 章典/大同大学准教授】



第8章 フランケンシュタイン翻案小説の系譜

──SFからポストモダンへ【武田 美保子】



第9章 怪物の花嫁たち

──フランケンシュタイン映画史の試み【武田 悠一】



第10章 変容する怪物

──マンガにおける『フランケンシュタイン』

【角田 信/マンガ研究家】

武田 悠一[タケダ ユウイチ]
たけだ・ゆういち
元南山大学教授、同大学非常勤講師。
【著書】
『ジェンダーは超えられるか──新しい文学批評に向けて』
(編著、彩流社、2000年)、『読みの抗争
──現代批評のレトリック』(彩流社、2012年)、
『フランケンシュタインとは何か──怪物の倫理学』
(彩流社、2014年)。

武田 美保子[タケダ ミホコ]
たけだ・みほこ
京都女子大学教授。
【著書】
『〈新しい女〉の系譜──ジェンダーの言説と表象』
(彩流社、2003年)、『ギッシングを通して見る
後期ヴィクトリア朝の社会と文化──生誕百五十年記念』
(共著、溪水社、2007年)、
『イギリス文化事典』(共著、丸善出版、2014年)。

内容説明

誕生から200年―なぜ、『フランケンシュタイン』は多くの解釈を生み出し、甦り続けるのか?現代の視点から分析する第一部と、演劇・小説・映画・マンガ等、多種多様な「翻案・改作」をめぐる第二部で構成。

目次

フランケンシュタインの子供たち
第1部 批評(メアリ・シェリーと菜食主義サークル―怪物の食生活をめぐって;語られなかった物語―『フランケンシュタイン』と「梅毒」;『フランケンシュタイン』のおぞましい家族―メアリ・シェリーの怪物的自伝;モンスターとは誰か?―ポストコロニアル批評と小説『フランケンシュタイン』;カロリーヌの影のもとに―『フランケンシュタイン』における欲望のありか)
第2部 アダプテーション(「起源」への問い―『フランケンシュタイン』と“共感”の哲学;舞台のうえの怪物―R.B.ピーク『プリザンプション』の異種混淆性;フランケンシュタイン翻案小説の系譜―SFからポストモダンへ;怪物の花嫁たち―フランケンシュタイン映画史の試み;変容する怪物―マンガにおける『フランケンシュタイン』)

著者等紹介

武田悠一[タケダユウイチ]
元南山大学教授、同大学非常勤講師。著書:『読みの抗争―現代批評のレトリック』(彩流社、2012年)、『フランケンシュタインとは何か―怪物の倫理学』(彩流社、2014年)

武田美保子[タケダミホコ]
京都女子大学教授。著書:『ギッシングを通して見る後期ヴィクトリア朝の社会と文化―生誕百五十年記念』(共著、渓水社、2007年)、『イギリス文化事典』(共著、丸善出版、2014年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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組織液

7
こちらもメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を読んだので参考に手に取ってみました。うーんまだ小野俊太郎『フランケンシュタイン・コンプレックス』の方が私的にはしっくりきましたね… いやー難しい2021/12/28

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