出版社内容情報
あの日から6年
復興のかけ声とは裏腹に、被災の言葉は失われていく
諦めや、泣き寝入りになってしまうこと
本当の意味での風化がいま、始まろうとしている
どうしたら現状を変えられるのだろうか
被災者の不安には、生物学的な合理性があることが分かった
気鋭の科学ライターが、最新の脳科学の成果を踏まえ、打開策を探る
プロローグ 本当の意味での風化
第1章 生物学的合理性から見た福島原発事故
第2章 脳神経科学から見た「不安」
第3章 社会の病としての放射線災害
第4章 科学的リスク評価の限界
第5章 これからの安全・安心論議に求められるもの
エピローグ 医学的リスク論と心理社会的リスク論
伊藤 浩志[イトウ ヒロシ]
1961年生まれ。東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程修了。ストレス研究で博士
号取得。専門は脳神経科学、リスク論、科学技術社会論。現在は、フリーランスの科
学ライター。国際基督教大学でゲスト講師として講義するなど、放射線の健康リスク
をテーマに、福島県を中心に各地で講演活動も行っている。元新聞記者。雲仙普賢岳
の火砕流や阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、脳死臓器移植、遺伝子組み換え食品
など、科学・先端医療がからむ社会問題を担当した。福島市在住。
目次
プロローグ 本当の意味での風化
第1章 生物学的合理性から見た福島原発事故
第2章 脳神経科学から見た「不安」
第3章 社会の病としての放射線災害
第4章 科学的リスク評価の限界
第5章 これからの安全・安心論議に求められるもの
エピローグ 医学的リスク論と心理社会的リスク論
著者等紹介
伊藤浩志[イトウヒロシ]
1961年、静岡県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専門は脳神経科学。ストレス研究で博士号を取得。現在、フリーランスの科学ライター。国際基督教大学でゲスト講師として講義するなど、福島県を中心に各地で放射線の健康リスクをテーマに講演活動を行っている。元時事通信社記者。雲仙普賢岳の大火砕流や阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、脳死臓器移植、遺伝子組み換え食品など、科学・先端医療が絡む社会問題わ担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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