出版社内容情報
女性殺人犯が刑務所で学位取得!?
『赤毛のアン』の作者、死因は自死?
米で冤罪のボクサーを救ったカナダ人は誰?
著者の好奇心から開かれる、カナダで起きた事件の扉。
トロント発行の日本語新聞「日加タイムス」に掲載された
記事を元に書かれたノンフィクション。
日本では知られていないカナダの一面を覗き見ることが
できるかもしれません……。
各章英語版ダイジェスト付き!
【主な目次】
I アーティスト(作家、音楽家、画家)
1 ルーシー・モード・モンゴメリー
??『赤毛のアン』の作者の自死??
2 グレン・グールド
??彼の母親は誰だったのか?
3 アリス・マンロー
??失った新生児の面影??
4 トム・トムソン(画家)
??湖に死体??
II 事件
5 神父惨殺事件(1649)
??先住民の戦いに巻き込まれ??
6 ドネリー・一家虐殺事件
??村人たちの敵意??
7 十二使徒教団の盛衰(1925‾1930)
??いかさま予言者??
8 カナダで最初の誘拐事件(1934)
??ビール会社社長の災難??
9 ハリー・オークス卿惨殺事件(1943)
??フェルメール『手紙を書く女』の所有者??
10 十月危機(1970)
??ケベック解放戦線FLQ による事件??
11 カナダで最初に成功した航空機ハイジャック(1971)
??キューバに行け!??
12 ボクサー・ハリケーン・カーターの闘う人生(1985)
??犯人に仕立てられた??
13 刑務所で学位習得(1990)
??夫と共に少女たちを殺害したあと??
14 わが町で起こりえたテロの惨事(2016)
??爆破計画を未然に防いだ連邦警察??
ウィルソン夏子[ウィルソン ナツコ]
Natsuko Wilson
名古屋市生まれ。
東京芸術大学音楽教育修士、ウェスタン大学(カナダ)
音楽学部修士号を得て、室内楽ピアノ奏者となる。
文学系の夫との出会いを機縁に、文筆業にはいる。
GUSTS(カナダ短歌) のメンバーであり、
Atlas Poetica(USA) の寄稿者である。
現在、マサチューセッツ州ケープーコッドで夏を過ごし、
夫とカナダに暮らす。
著書:
『メアリー・マッカーシー?わが義母の思い出』
(未来社、1996)、
『ガートルード・スタイン?20世紀文学の母』
(未来社、2001)、『ナイアガラものがたり』
(彩流社、2003)『キューバ紀行
南の島の「社会主義観光国」を歩く 』(彩流社、2006).
内容説明
平穏なカナダで起きた14の事件に迫るノンフィクション!女性殺人犯が刑務所で学位取得!『赤毛のアン』の作者、死因は自殺?アメリカで冤罪のボクサーを救ったカナダ人は誰?カナダ在住の著者が現場に訪れて活写!各章に英語版ダイジェスト付き!
目次
1 アーティスト(作家、画家、音楽家)(ルーシー・モード・モンゴメリー―『赤毛のアン』の作者の自死(1942)
トム・トムソン―湖に死体(1917)
アリス・マンロー―失った嬰児の面影(1955)
グレン・グールド―彼の母親は誰だったのか(1975))
2 事件(神父惨死事件―先住民の部族争いに巻き込まれ(1649)
ドネリー一家虐殺事件―村人たちの敵意(1880)
十二使徒教団の盛衰―にせの予言者(1925‐1930)
カナダで最初の誘拐事件―ビール会社社長の災難(1934)
ハリー・オークス卿惨殺事件―フェルメール『手紙を書く女』の所有者(1943)
ボクサー・ハリケーン・カーターの闘う人生―犯人に仕立てられ(1966)
十月危機―ケベック解放戦線FLQによる事件(1970)
カナダで最初に成功した航空機ハイジャック―キューバに行け!(1971)
刑務所で学位取得―夫と共に少女たちを殺害したあと(1990)
わが町で起こり得たテロの惨事―爆破計画を未然に防いだ連邦警察(2016))
著者等紹介
ウィルソン夏子[ウィルソンナツコ]
名古屋市生まれ。東京芸術大学、ウェスタン大学(カナダ)の音楽学部の修士号を得て、室内楽ピアノ奏者。文学系の夫との出会いを機縁に、文筆業にもはいる。GUSTS(カナダ短歌)のメンバーであり、Atlas Poetica(USA)の寄稿者。夫とカナダに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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