出版社内容情報
シャンソンで歌われることば、背景、エピソードなどを
より楽しく味わうための
軽やかなシャンソン論が、新版として登場!
【本書で分析されるシャンソン】
第1曲
『ミラボー橋』
(作詞ギョーム・アポリネール/作曲レオ・フェレ)
『朝の食事』
(作詞ジャック・プレヴェール/作曲ジョゼフ・コスマ)
『聞かせてよ愛のことばを』
(作詞作曲ジャン・ルノワール)
第2曲
『フレール・ジャック』
(作詞作曲不詳)
第3曲
『ぼくのブロンド娘のそばで』
(作詞アンドレ・ジュベール/作曲不詳)
第4曲
『いいタバコをもっておるぞ』
(作詞ガブリエル・シャルル・ドゥ・ラテニャン)
第5曲
『ふたつの愛』
(作詞ジェオ・コジェ/作曲ヴァンサン・スコット)
第6曲
『神様はハバナ・タバコの愛煙家』
(作詞作曲セルジュ・ゲンスブール)
第7曲
『粉屋さんあ、あんた眠ってるの』
(作詞作曲不詳)
第8曲
『ひとりの羊飼いの娘がいました』
(作詞作曲不詳)
第9曲
『マルブルーは戦争に行ってしまう』
(作詞作曲不詳)
第10 曲
『ぼくの愛』
(作詞作曲不詳)
三木原 浩史[ミキハラ ヒロシ]
みきはら・ひろし
元神戸大学教授。現在、神戸大学名誉教授。
専攻はフランス文学、フランス文化論。
京都大学大学院博士課程中退。
著書に、
大好評の〈シャンソンを読む〉シリーズ
『シャンソンの四季』
『シャンソンはそよ風のように』
『シャンソンのメロドラマ』
『シャンソンの風景』
(以上、彩流社)、
『フランス学を学ぶ人のために』(世界思想社)など多数。
内容説明
ことば、背景、エピソード…古今の名曲を、より楽しく、より深く味わうための三木原シャンソン論を、改訂版でお届けします!付録、歌詞対訳付シャンソン8曲。
目次
第1部(『ミラボー橋(Le pont Mirabeau)・朝の食事(D´ejeuner du matin)聞かせてよ、愛のことばを(Parlez‐moi d’amour)』のエチュード―テンではなしが違う
『フレール・ジャック』(Fr`ere Jacques)のエチュード―怠惰なおねぼう
『ぼくのブロンド娘のそばで』(Aupr`es de ma blonde)のエチュード―楽園と娘と
『いいタバコを持っておるぞ』(J’ai du bon tabac)のエチュード―鼻がきく
『ふたつの愛』(J’ai deux amours)のエチュード―開かれた園)
第2部(『神様はハバナ・タバコの愛煙家』(Dieu fumeur de havanes)のエチュード―ケムにまく
『粉屋さん、あんた眠ってるの』(Meunier,tu dors)のエチュード―魅惑のまどろみ
『ひとりの羊飼いの娘がいました』(Il ´etait une berg`ere)のエチュード―牧場と娘と
『マルブルーは戦争に行ってしまう』(Malbrough s’en va‐t‐en guerre)のエチュード―顔色ナシ
『ぼくの愛』(L’amour de moy)のエチュード―閉ざされた園)
著者等紹介
三木原浩史[ミキハラヒロシ]
1947年神戸市生まれ。1971年京都大学文学部フランス語学フランス文学科卒業。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程(フランス語学フランス文学専攻)中退。大阪教育大学教育学部助教授、神戸大学大学院国際文化学研究科教授を経て、神戸大学名誉教授。シャンソン研究会顧問。浜松シャンソンコンクール(フランス大使館後援)審査委員長。専門:フランス文学・フランス文化論(特に、シャンソン・フランセーズ研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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