漂流する東芝―週刊東洋経済eビジネス新書No.382

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漂流する東芝―週刊東洋経済eビジネス新書No.382

  • 著者名:週刊東洋経済編集部【編】
  • 価格 ¥330(本体¥300)
  • 東洋経済新報社(2021/12発売)
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内容説明

2021年4月、2018年から3年にわたって経営の舵取りを続けてきた車谷暢昭社長CEOの辞任と綱川氏の社長再登板を説明する会見会場。にもかかわらず、そこに車谷氏の姿はなかった。騒動が表面化したのは、4月6日に英投資ファンド、CVCキャピタル・パートナーズから東芝に「提案書」が届いたときだった。そこには、東芝株を1株5000円で公開買い付けし非公開化、3年後に再上場を目指すとあった。
東芝経営陣・社外取締役、ファンド、東証、経産省など、大きな力が幾重にも絡み合う。そうした中、事業仕分けでリストラは終わり黒字維持は保つが、次の成長事業は不透明だ。従業員12万人を超える巨艦企業はどこに向かうのか。

本誌は『週刊東洋経済』2021年5月22日号掲載の20ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。

目次

トップ辞任でも「次」が見えない不安
「車谷社長辞任」の一部始終
東芝劇場の人物関係図
ファンドが東芝を狙うLBOマジック
ファンドは買収検討を継続中
再成長には高いハードル
宙ぶらりんのキオクシア
外為法は買収の障害物か
東芝に甘すぎる東証
東芝・社外役員の通信簿
INTERVIEW 「ファンドへの偏見あったのでは」(若林秀樹)
INTERVIEW 「経産省は東芝をもてあそぶな」(古賀茂明)