内容説明
“短編小説家”としてのフィッツジェラルド像に迫る!パーティや海外旅行といった派手な生活費稼ぎのための濫作と見なされていたフィッツジェラルドの短編創作は、『グレート・ギャッツビー』や『夜はやさし』などの傑作長編成立のためには不可欠だった!濫作さえなければ質の高い長編が書けたはずだという批評が主流だった従来の定説を覆す!
目次
序章 フィッツジェラルド短編研究の進展
1章 ゼルダとの葛藤
2章 フィッツジェラルドと中西部
3章 手法の変化
4章 大衆雑誌と短編創作
結論
著者等紹介
藤谷聖和[フジタニセイワ]
1948年生まれ。龍谷大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程単位取得満期退学、龍谷大学文学部英語英米文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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