内容説明
創立15周年を迎えた早稲田大学ジェンダー研究所による「ジェンダー研究/教育」の成果。これからの「ジェンダー研究/教育」に向けて。文学、表象・メディア、歴史、法・社会等、各専門領域の「ジェンダー研究の展開」と、教育実践をもとにした「ジェンダー教育のあり方」。
目次
第1部 ジェンダー研究の深化のために(文学;表象・メディア;歴史;法・社会)
第2部 ジェンダー教育の深化のために(ジェンダー法教育の意義と課題―早稲田大学ロースクールの経験を中心に;大学におけるジェンダー教育実践と参加型学習の意義―KH Coderによる分析を通して;セクシュアル・マイノリティ問題に関する教師の「当事者性」と「聴く力」―DVD『先生にできること―LGBTの教え子たちと向きあうために』制作を手がかりにして;女子学生のためのキャリアデザイン学習内容と方法への考察―早稲田大学文学学術院講義科目「女性のキャリアデザイン」実践から;映画化された児童文学とジェンダー―ジェンダーを考える一方法として;大学で西洋ジェンダー史を教えるということ;早稲田のジェンダー教育)
著者等紹介
小林富久子[コバヤシフクコ]
早稲田大学名誉教授・城西国際大学客員教授。専門:アメリカ文学・フェミニズム文学批評
村田晶子[ムラタアキコ]
早稲田大学文学学術院教授。専門:社会教育・成人教育学、教育とジェンダー
弓削尚子[ユゲナオコ]
早稲田大学法学学術院教授。専門:ドイツ史・西洋史・ジェンダー史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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