内容説明
縄文から弥生時代への変わり目の頃、徐福一行は日本列島に渡来したといわれている…。徐福伝承は全国に点在する。その徐福像の確立を目指し、渡来の足跡と“徐福的なもの”の日本文化への影響を探る。
目次
第1編 日本の徐福伝承(古代日本列島への渡来者;日本各地の徐福渡来伝承;中国地方・近畿の徐福情報;東海の徐福伝承;関東―相模の徐福情報;富士山麓の徐福伝承;東北、伊豆諸島の徐福伝承;日本古代史における徐福の位置づけ)
第2編 徐福に関する論説(徐福と富士古文献の関係について;竹内文書と富士古文献の繋がり;徐福の民族的考察;東三河の秘史から推定される徐福;イワクラ信仰と徐福・秦氏の関係;日本精神文化の基層―神仙思想と不老不死の世界)
著者等紹介
前田豊[マエダユタカ]
1941年兵庫県生まれ。大阪大学工学修士、繊維化学会社にて炭素繊維技術研究開発に従事。不思議現象の発現メカニズムと意識科学に関心をもつ。サトルエネルギー学会学術委員長、エネルギー資源学会会員、イワクラ学会理事、神奈川徐福研究会理事、国際縄文学会会員、歴史研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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