内容説明
本書は、現代アフリカ系アメリカ人文学・文化研究を牽引してきた著者が、プリンストン大学で同僚であったモリスンとの対話や、授業での学生とのディスカッションをもとに学生や若手研究者に向けて執筆したものである。アフリカ系アメリカ人としての自らの経験から、モリスン作品に通底する人種に関するイデオロギーの複雑なテーマを解き明かし、アメリカ史の修正を試みる、モリスン研究の必携書。
目次
第1章 『青い眼がほしい』と『スーラ』
第2章 『ソロモンの歌』と『タール・ベイビー』
第3章 『ビラヴィド』
第4章 『ジャズ』と『パラダイス』
第5章 子どもの読者のための本、『ラヴ』、『マーシィ』
エピローグ 『ホーム』
著者等紹介
スミス,ヴァレリー[スミス,ヴァレリー] [Smith,Valerie]
2015年よりスワースモア大学第15代学長。ベイツ大学英文科を卒業後、ヴァージニア大学大学院に進学し、博士号(英文学)を取得。その後、プリンストン大学英文科、アフロ・アメリカン・スタディーズ講座講師、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)英文科准教授を経て、2001年にはプリンストン大学英文科教授、アフリカン・アメリカン・スタディーズ講座(後に研究所)の初代主任(後に研究所長)に就任。11年からは同大学の学生部長を務めた
木内徹[キウチトオル]
日本大学生産工学部教授
西本あづさ[ニシモトアズサ]
青山学院大学文学部教授
森あおい[モリアオイ]
明治学院大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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