内容説明
今なぜオーウェルを読むのか!体験を作品に昇華した『一九八四年』『動物農場』『カタロニア讃歌』『ビルマの日々』…28年間の軌跡!
目次
第1部 ジョージ・オーウェルと現代(『一九八四年』―静脈性潰瘍の世界;「なぜ書くか」とオーウェルの文学観;オーウェル研究にみるフェミニスト批評;『ビルマの日々』の「特権」と「排除」;『カタロニア讃歌』雑感 ほか)
第2部 ジョージ・オーウェル論(オーウェルの思想形成―スペイン内戦のトラウマを中心に;オーウェルの『一九八四年』―幻想としての母性神話;オーウェルの『ビルマの日々』―白人の荷重;オーウェルの『カタロニア讃歌』とPOUM―国際政治の裏面;オーウェルと愛国心―ナショナリズムではなく愛郷心)
著者等紹介
吉岡栄一[ヨシオカエイイチ]
1950年、北海道生まれ。法政大学大学院英文学専攻博士課程満期退学。トルーマン州立大学大学院留学。東京情報大学教授。日本コンラッド協会顧問。日本オーウェル協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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