ご臨終―カナダ現代戯曲選

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ご臨終―カナダ現代戯曲選

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  • サイズ B6判/ページ数 90p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779120565
  • NDC分類 932
  • Cコード C0097

内容説明

何十年も音信不通だった一人暮らしのおばから突然、危篤の報せが届く。仕事を辞めて臨終に駆けつけた甥だったが、なかなかお迎えが来ない…。高齢化社会をシニカル、かつユーモラスな視点で描くブラック・コメディ。いま、カナダで一番人気の劇作家モーリス・パニッチの代表作。

著者等紹介

パニッチ,モーリス[パニッチ,モーリス] [Panych,Morris]
1952‐。カナダ演劇のニュー・ジェネレーションを代表する劇作家・演出家・俳優。バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学文学部卒業後、ロンドンのE‐15アクティング・スクールで演技を習得。これまでに50を超える舞台に立ち、映画・テレビへの出演は数限りない。代表作「7ストーリーズ」(1989)をはじめ、カナダ芸術界最高の栄誉といわれる「カナダ総督賞」に輝いた「地球の果て」(“The End of the Earth”1992)と「金魚鉢の中の少女」(“Girl in the Goldfish Bowl”2002)、バンクーバー地区年間最優秀演劇作品に与えられるジェッシー賞受賞の「ご臨終」(1995)、「洗い屋稼業」(2005)など、戯曲を25本ほど発表している

吉原豊司[ヨシハラトヨシ]
1960年早稲田大学卒業。70年、住友商事駐在員としてカナダに渡航。以後40年カナダに在住し、仕事の傍ら日加演劇交流に注力。カナダ戯曲の邦訳45本、日本戯曲の英訳5本、日本劇団のカナダ巡演プロデュース等の実績を持つ。2000年、住商退職後、カナダ・アメリカ戯曲専門の演劇制作集団「メープルリーフ・シアター」の創設に参画。同年カナダ・マクマスター大学名誉文学博士。02年、第9回湯浅芳子賞受賞。13年、カナダ演劇対日紹介の功でオーダー・オブ・カナダ(カナダ勲章)受勲(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nightowl

3
もうじき死ぬと叔母から手紙をもらったことで、身辺整理をしに来た男。延々捻くれた考えを独白するが―これからも一生自分は独り身なんだろうな、と自覚している男性陣にとって非常にぐさっと来そうな(頷ける)言葉が沢山。全体を通して死にまつわるブラックさが強いけれど、ラストは心に沁み入る真面目なもので読むだけでも非常に満足な質の高い作品。バラエティーの情けなくも面白いキャラクターが定着した温水洋一と近年嫁いびり役が定着した江波杏子のコンビによる芝居、是非とも見たかった。2016/11/27

Э0!P!

1
意識が薄らいでいく、公園にいく?義足の男を紹介する?人間は誰しも生きていくうちにあちこちもぎ取られて終着駅にたどり着くんじゃないかな、ない足がむず痒いみたい、僕らがいなくなった場所もむず痒く感じられるのだろうか、手で触れる「お返しの情を示す方法がわからない」「セーターを着て」、アコーディオン、「地中海に行かない?」「休みたい」そのまま死ぬ、セーターが小さすぎる、ブラシを握らせて自分の髪の毛を梳かす、「みんな行っちまう」、骨壷の灰を植木鉢に、外は雪が降り続いている2025/03/16

すいれん

0
セリフが長い、多い。プリンが悲しい。静かで不穏で、ありふれていて。みんな目をそらせたくなる案件。切ない読了。2016/05/05

0
2014年10月31日発行 著者:モーリス・パニッチ 訳者:吉原豊司 発行者:竹内淳夫 発行所:株式会社彩流社 印刷:明和印刷(株) 製本:(株)難波製本 装幀:虎尾隆 定価(本体2000円+税) Morris Panych, 1952-2019/11/09

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