内容説明
河合隼雄との対話、漱石の『夢十夜』、吉本隆明の『夏目漱石を読む』、小林秀雄の『ランボオ』、折口信夫の「他郷」と「異郷」…。「灰田という色彩」の裏に秘められた、村上春樹が本当に語りたかった、もうひとつの物語を浮き彫りにする!
目次
第1章 題名と読点
第2章 物語の方法
第3章 夢=物語
第4章 男の世界
第5章 心のときめき
第6章 覚醒したまま「死」を語る
終章
著者等紹介
谷崎龍彦[タニザキタツヒコ]
1955年、三重県生まれ。皇學館大学卒。澁澤龍彦に私淑して文芸評論を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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