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内容説明
パリの過剰な文明に「鬱状態」になった貴族階級の主人公が、本国の自然と人情に触れて人生の意義を見出していくポルトガルを代表するケイロースの最後の作品。本邦初訳。
著者等紹介
エッサ・デ・ケイロース[エッサデケイロース] [E〓a de Queir´os,Jos´e Maria]
1845年11月25日ポルトガル北部の町ポヴォア・デ・ヴァルジンで生れる。1866年10月コインブラ大学法学部を卒業。1870‐1871年にかけてレイリアの地方行政官を勤める。この時の体験が『アマーロ神父の罪』を生む。1871年セナークロのメンバーで「カジノの講演会」が開かれ、プルードンの革命精神、ロマン主義の批判、新しいリアリズム文学について講演。1872年キューバ総領事に任命さる。1874年アメリカのブリストルへ赴任。1878年イギリスのニューキャッスルへ。1888年には念願のパリへ赴任となる。1900年8月15日永眠
小川尚克[オガワナオキ]
1935年(昭和10年)長野県塩尻市に生れる。1961年(昭和36年)東京外国語大学ポルトガル語科卒。星誠、浜口乃二雄、アブランチェス・ピント各教授に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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