スポーツと薬物の社会学―現状とその歴史的背景

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  • サイズ A5判/ページ数 363p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779120268
  • NDC分類 780.19
  • Cコード C0036

内容説明

高地トレーニングが良くて、なぜ血液ドーピングがダメなのか?!薬物使用のマグワイアー、ベン・ジョンソン、マリオン・ショーンズ…。イングランド・サッカー界の薬物使用の歴史、薬漬けで走り続けたツール・ド・フランスの自転車競技の選手たち。重い出場停止処分だけでは解決しない、その社会的背景を浮き彫りにするスポーツ、薬物関係者必読の書!

目次

スポーツにおける薬物使用―「参加」と「距離化」の問題
現代スポーツにおける問題としての薬物使用の出現―スポーツ・健康・薬物
現代スポーツにおける問題としての薬物使用の出現―フェアプレー、不正行為、そして「スポーツ精神」
エリートレベルのスポーツにおける薬物使用の理論
エリートレベルのスポーツにおける薬物使用―社会学的理解へ向けて
スポーツ医学のもう一つの側面―スポーツ医学と運動能力向上薬の発達
近年のイギリスのスポーツ界における薬物使用の歴史―ケーススタディ
プロ自転車競技における薬物使用―ケースタディ
プロサッカーにおける薬物使用―ケーススタディ
世界アンチ・ドーピング機構の設立
スポーツにおける反ドーピング政策―世界アンチ・ドーピング機構は何処へ
スポーツにおける反ドーピング政策―新たなる方向

著者等紹介

ウォディングトン,アイヴァン[ウォディングトン,アイヴァン] [Waddington,Ivan]
ノルウェー・スポーツ科学大学・チェスター大学客員教授

スミス,アンディ[スミス,アンディ] [Smith,Andy]
エッジヒル大学(スポーツ:身体活動学科)教授

大平章[オオヒラアキラ]
1949年広島県生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。早稲田大学教授

麻生享志[アソウタカシ]
1965年東京生まれ。ニューヨーク州立大学バファロー校大学院修了(Ph.D.)。早稲田大学教授

大木富[オオキトム]
1958年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程前期修了。神奈川工科大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maqiso

1
スポーツの医療化と商業化が進むのに合わせて、組織的な薬物の使用が増えていった。ドーピングを規制する理由はあまり論理的でなく、対策も厳罰化がほとんどで効果が少ない。技術がものを言う種目でも試合数が増えると薬物使用が増えるのや、スポーツ関係者でない警察の方が的確に取り締まれているのが面白い。初めの方の章は日本語がかなりひどい。2019/07/24

いまにえる

0
スポーツと薬物、とりわけドーピングについて扱った本。最近ではロシアが国家ぐるみのドーピングでオリンピックに出場できないといったニュースがあったが、旧ソ連では運動能力向上薬(=ドーピング)とスポーツ医学の発達を区別して考えていないとあってなるほどと思った。ドーピング自体が社会学的な分析対象なのだろうと思う。我々だってサプリメントを服用するが、それは見方によればドーピングかもしれない。ドーピング批判には健康被害と不公平というものがあるが、血液ドーピングは自分の血液を使う点で危険でなく、費用も少ない。2017/12/23

ozapin

0
1960年代からどんどん医療が関与するようになる。プロスポーツの発展などとの相関性があるようだ。2014/09/07

きぬりん

0
ドーピング問題を語るのであれば必ず参照されるべき必読文献。冒頭数章では、現在の禁止ルールの正当化基盤である健康や公平性、スポーツ精神といった論点を切り崩す。続く数章では、ドーピングが近年ますます増大しているのはなぜかについて、特にスポーツの医療化に照明を当て、イギリス・自転車・サッカーという事例研究を重ねることにより、競技毎に異なるドーピング需要とその需要に応じる社会的ネットワークの存在を明らかにする。最後に、現在の懲罰的なアンチ・ドーピング政策の機能不全を確認し、代替案としてのハームリダクションを支持。2022/11/01

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