内容説明
高地トレーニングが良くて、なぜ血液ドーピングがダメなのか?!薬物使用のマグワイアー、ベン・ジョンソン、マリオン・ショーンズ…。イングランド・サッカー界の薬物使用の歴史、薬漬けで走り続けたツール・ド・フランスの自転車競技の選手たち。重い出場停止処分だけでは解決しない、その社会的背景を浮き彫りにするスポーツ、薬物関係者必読の書!
目次
スポーツにおける薬物使用―「参加」と「距離化」の問題
現代スポーツにおける問題としての薬物使用の出現―スポーツ・健康・薬物
現代スポーツにおける問題としての薬物使用の出現―フェアプレー、不正行為、そして「スポーツ精神」
エリートレベルのスポーツにおける薬物使用の理論
エリートレベルのスポーツにおける薬物使用―社会学的理解へ向けて
スポーツ医学のもう一つの側面―スポーツ医学と運動能力向上薬の発達
近年のイギリスのスポーツ界における薬物使用の歴史―ケーススタディ
プロ自転車競技における薬物使用―ケースタディ
プロサッカーにおける薬物使用―ケーススタディ
世界アンチ・ドーピング機構の設立
スポーツにおける反ドーピング政策―世界アンチ・ドーピング機構は何処へ
スポーツにおける反ドーピング政策―新たなる方向
著者等紹介
ウォディングトン,アイヴァン[ウォディングトン,アイヴァン] [Waddington,Ivan]
ノルウェー・スポーツ科学大学・チェスター大学客員教授
スミス,アンディ[スミス,アンディ] [Smith,Andy]
エッジヒル大学(スポーツ:身体活動学科)教授
大平章[オオヒラアキラ]
1949年広島県生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。早稲田大学教授
麻生享志[アソウタカシ]
1965年東京生まれ。ニューヨーク州立大学バファロー校大学院修了(Ph.D.)。早稲田大学教授
大木富[オオキトム]
1958年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程前期修了。神奈川工科大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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