十六世紀ドイツにおける宗教紛争と言論統制―神学者たちの言論活動と皇帝・諸侯・都市

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十六世紀ドイツにおける宗教紛争と言論統制―神学者たちの言論活動と皇帝・諸侯・都市

  • 蝶野 立彦【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 738,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779119866
  • NDC分類 198.323
  • Cコード C0022

内容説明

「宗教的な自由・自治の追求」として始まったドイツの宗教改革は16世紀半ば以後の宗教対立の激化のなかで「統治権力による管理・統合のシステム」に組み込まれていった。宗教紛争の下での「神学者たちの言論・プロパガンダ活動」に着目し、そこで用いられた様々な「情報媒体」そして「言論や情報媒体が及ぼした社会的・政治的作用」と「それに対する統治権力の側の対応」に光を当て、歴史的変化のメカニズムを解明する。

目次

研究史的概観と問題点の整理―「宗教改革と宗派化」「神学論争と都市紛争」「大衆的情報伝達と公共性(公共圏)」
第1部 反“仮信条協定”の闘い(一五四八年~一五五一年)とマクデブルクの神学者たち(都市マクデブルクと反“仮信条協定”プロパガンダ―反“仮信条協定”の闘い(一五四八年~一五五一年)を支えた情報環境と言論構造
都市マクデブルクの闘いと“神学者たちの言論”の政治的機能―シュマルカルデン同盟、皇帝への抵抗、帝国の諸公共圏
仮信条協定に対する神学者たちの闘い―「政治的和平」に対する「宗教」の側からの異議申し立て)
第2部 十六世紀後半のドイツ・プロテスタント地域における宗教紛争と言論統制(宗教的一致から言論統制へ―プロテスタントの内部分裂がもたらした「危機」とプロテスタント諸侯による「宗教的一致」の試み;神学者たちと都市紛争―“神学者たちの言論”が都市社会に及ぼした影響と統治権力の対応;神学者たちによる「言論の自由」の主張とその政治的・制度的帰趨―“神学者たちの言論”をめぐる「自由」と「管理」の弁証法)

著者等紹介

蝶野立彦[チョウノタツヒコ]
1966年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(西洋史専攻)単位取得退学。博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院、明治学院大学、東京慈恵会医科大学にて非常勤講師。専攻は、宗教改革期・近世ドイツ史、ヨーロッパ宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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