内容説明
原発は、ほんとうにとんでもない怪物だ。あの複雑怪奇な原発の構造を理解しているエンジニアは世界に一人もいない…
目次
1 元原発技術者が言える原発の危険性(3・11事故発生時、なにを思ったか?;自分の過去の仕事;私の認識の変化 ほか)
2 事故のあとだからこそ言えること(科学・技術を超えた問題;事故の原因―天災か人災か?;同じ事故が柏崎で起きていたら? ほか)
資料(「原発を並べて自衛戦争はできない」;紙芝居『ちいさなせかいのおはなし』;内部被ばくについて基礎知識を得るための参考書の紹介)
著者等紹介
小倉志郎[オグラシロウ]
1941年5月、東京生まれ。慶応義塾大学工学部機械工学科卒、同大学院修士課程機械工学専攻修了。日本原子力事業(株)(後に、東芝に吸収合併される)に入社。35年間一貫して、原子力発電所の見積・設計・建設・試運転・定期検査・運転サービス・電力会社社員教育などに携わり、2002年3月定年退職。原発の基本的な構造や本質的危険性についての講演会などを精力的に行っている。また、紙芝居「ちいさなせかいのおはなし」をつくり、各地で上演を行う。2012年には。国会事故調の協力調査員に採用された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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