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ニッポン定番メニュー事始め―身近な食べもののルーツを探る。

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779119347
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0039

目次

カレー
餃子
牛丼
ナポリタン
インスタントラーメン
コロッケ
冷やし中華
モンブラン
しゃぶしゃぶ
テリヤキバーガー〔ほか〕

著者等紹介

澁川祐子[シブカワユウコ]
1974年、神奈川県生まれ。東京都立大学人文学部を卒業後、フリーのライターとして活動するかたわら、『民藝』(日本民藝協会)の編集などに携わる。食や工芸・デザインを中心に、読むこと、食べること、暮らすことをテーマとしたインタビューやルポ、書評を執筆。NHKラジオ第1「すっぴん!」の「新書ナビ」にコメンテーターとして出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumiko

56
カレー、餃子、エビフライ…今や定番となった26種のメニューのルーツを探り、日本の食文化の歴史を紐解く興味深い一冊。中国の人は何でも食べちゃうなんて言うけれど、食に傾けるエネルギーに関しては日本人もなかなかどうして。異国の食文化を貪欲に取り入れ、あれやこれやと試行錯誤。涙ぐましい努力の末日本人の口に合うようカスタマイズ。現在国民食と呼ばれているものは、殆んどが換骨奪胎メニューなのが驚きだ。小さな記事や多くの資料から丁寧に積み上げられた論は、意外にも通説と違っていたり…その逆転がまたスリリングで面白かった。2016/09/22

佐久間なす

39
カレー、餃子、ナポリタンなどの身近な食べ物のルーツを、様々な書籍を読み解きながら探った本。 ナポリタンやテリヤキハンバーガーなどの身近な食べ物の、知られざるルーツがわかって、面白かったです。 特に面白かったのはドリア。 ハヤシライスやモンブランなどと同じように西洋の料理が日本風にアレンジされたのかと思いきや、まさか日本生まれだったとは知りませんでした。 普段から食べている料理でも、知らないことってこんなにたくさんあるのだなあとしみじみ感じた一冊でした。2014/09/07

sibasiba

14
類似の本との違いは文献による検証をメインにインタビューは行わず客観性を重視していること。カレーや餃子を始め御飯に合うようにアレンジされたものが多いな。やはりお米の国か。即席麺の元祖がチキンラーメンという話はもうこれだけ広がってると逆転はないか。2014/06/06

こうちゃ

12
カレー、餃子、牛丼、ナポリタン、インスタントラーメン、コロッケ、冷やし中華、モンブラン、しゃぶしゃぶ、テリヤキバーガー、ちゃんぽん、オムライス、メロンパン、とんかつ、肉じゃが、中華まん、クリームシチュー、焼肉、日本のアイス、ドリア、焼きそば、ハヤシライス、タコライス、エビフライ、あんぱん、天丼。身近なたべものと、そのネーミングのルーツを探る、おいしい歴史読み物!?餃子を食べた初めての日本人は水戸光圀というのは、クイズ番組か何かでみたような気がする。ハヤシライス=ハッシュドビーフ!?の謎は深まるばかり。2014/02/03

ちょこ

6
今や定番になっている料理のルーツを文献から探る本。カレーや天丼、餃子、クリームシチューなど26のメニューを紹介してるんだけど通説とは違うものもあったりして興味深かった。それにしても日本人の食に対する貪欲さというか雑色っぷりが面白い。なんだかんだでものにしちゃってるんだものねー。2017/04/11

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