内容説明
身延、七面山のありがたーいお上人が、お経読みとギャンブルに明け暮れた青春時代。鉄火場で学んだ世間の厳しさと温かさ。ギャンブルの達人たちが教えてくれた至言、格言、箴言の数々!学校の教科書には載っていない、ギリギリの人生のシノギ方。
目次
I’m a坊主
小指なき師匠―オイラの師匠は元○○組
ザ・競輪デビュー
100円馬券とチョロさん
キャバクラ野郎“ゴエモン”
キツネ憑き美女登場
乾達婆ぁの逆襲
宿敵、京子ネェ!
超ラッキー!大役満デー
十九路のラプソディー
男の世界―大人への序奏
永遠の別れ―師匠、やすらかに
港の風に吹かれて
著者等紹介
ひぐち日誠[ヒグチニッセイ]
1960年生まれ。立正大学卒、早稲田大学中退。山梨・身延の「目の神様」として知られる行学院覚林房の第42世。2013年から要職の七面山敬慎院120世別当を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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烟々羅
14
牌活字は使っているが麻雀だけの話でもないし、競輪ややくざとのつきあい、キツネ憑きに経を読んだ話もある。それぞれのジャンルにファンは多いが、たいがいのファンはその話題しか読みたがらないから売れないだろう、勧めにくい本だと思う。 とくに何が魅力と言い表すような単語はないのだが、素直に書かれた自叙伝的エセイには、読むと落ち着くものがあるのだよね。探して見つかるものでもなく、二、三年に一冊ていど、ごくたまに偶然出会う。たまたま、今回はオタクな本を多くそろえた大きな書店の、麻雀のコーナにみつけた。2014/03/24
烟々羅
0
【購入記録】 2013-03-23 地元紀伊國屋書店。 03-15 に秋葉原の書泉ブックタワーでみつけて、その場では見送ったが 03-18 に取り寄せを頼んだ
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- 和書
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