内容説明
17世紀後半のイギリス古典派詩人ジョン・ドライデンの『平信徒の宗教』と『メダル』の翻訳は本邦初。時代はイギリスの王政復古(1660年)から20年経ちトーリーとホイッグという二大政党の形成期で、カトリック陰謀事件が起きるといった不穏な時期にドライデンは王党派のトーリーの立場に立って国家の安定を強く希求し政治的なメッセージを世に送る。
目次
第1章 『平信徒の宗教』を読む―リシャール・シモンとリチャード・フッカーの視点から(理神論批判;シモンの『旧約聖書の批評的歴史』;ドライデンとシモン ほか)
第2章 『平信徒の宗教』(翻訳)
第3章 『メダル―煽動に反対する諷刺』を政治的視座から読む(メダル発行の簡単な経緯;『アブサロムとアキトフェル』と『メダル』;ドライデンの宗教上の立脚点 ほか)
第4章 『メダル―煽動に反対する諷刺』(翻訳)(ホイッグ党への書簡)
著者等紹介
佐藤豊[サトウユタカ]
1952年生まれ。山形県鶴岡市出身。学習院大学大学院人文科学研究科イギリス文学専攻博士後期課程満期退学。現在、青森大学社会学部教授。主に17世紀イギリス古典主義の詩を宗教・政治・歴史の方面から研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



