内容説明
「邪馬台国」解明の基本図書の解読は、明らかな誤訳であり、古代史観を歪めていた!新たな読みを提示するバイブル。
目次
第1部 「魏志倭人伝」の不幸はここから始まった(「魏志倭人伝」について;「魏志倭人伝」の基本構成 ほか)
第2部 人間味あふれる地理関係の記述(重要な「狗邪韓国」に関する記述;対馬国の記述には古代漢字の面白さがある ほか)
第3部 「魏志倭人伝」を解く鍵はここにある(「末廬国」と「伊都国」にみる陳寿の文字用法;「奴国」と「不彌国」に鍵がある ほか)
第4部 編纂者陳寿はなぜ倭国の習俗を詳細に論じたのか(陳寿のこだわりの記述とは;「魏志倭人伝」のまとめの記述 ほか)
第5部 「魏志倭人伝」の読み解きの総括(「魏志倭人伝」の位置付け;記述内容の課題について ほか)
著者等紹介
中島信文[ナカジマノブユキ]
1947年、群馬県生まれ。1971、東北大学工学部金属材料学科卒。1972年、ジーゼル機器(株)入社、1997年、ゼクセル(株旧ジーゼル機器)取締役員就任。2001年、ボッシュオートモーティブシステム(株)執行役員。2004年末、同社を退社。現在、歴史や近代文学史関連の著述業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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