旧制高等学校生の青春彷徨―旧制府立(都立)高等学校の昭和時代

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779118111
  • NDC分類 377.3
  • Cコード C0021

内容説明

明治初年より昭和にかけて、近代日本を導いてゆく人材育成を図って、全国に38校開設された旧制高校は、世界の中学校・高等学校の中でも異彩を放つ、ユニークな存在だった。

目次

東洋のイートン
踊り子と高校生
七年制高等学校
八雲が丘キャンパス
二拍子の行進曲か、三拍子の頌歌か
アイン、ツバイ、ドライ
青春という、青春という
殴られた校長先生
人生も学問も、正門から辿れ
八雲北寮の詩人たち
動員帰りの「Muss i denn」闇の夜に、再びは
芋の力でインターハイ優勝
青い山脈と白線帽
記念祭夜の墜落死

著者等紹介

吉松安弘[ヨシマツヤスヒロ]
昭和21(1946)年、都立高等学校尋常科入学。東京大学教育学部教育学科卒業。東宝撮影所に入所、助監督として劇映画製作に携わり、黒沢明、岡本喜八などの作品に参画。映画監督・脚本家として劇映画を制作。1977年前後、文化庁在外研修員としてアメリカ、フランス、ポーランドに学ぶ。帝京大学教授として教える(日本民俗学、文化人類学、映画文化論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ashow

1
戦後になくなってしまった旧制高等学校、その軌跡と素晴らしさについて、これでもかというほど語った本。著者の旧制高校に対する心酔っぷりが窺える。大体こういった本は、著者のそのテーマに対する愛が本の面白さに正比例してくる(ように思える)。その点でこの本は十二分に愛にあふれており、旧制高校が面白い学校だったんだなという事は伝わってきた。2013/03/19

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