告発―フェイスブックを揺るがした巨大スキャンダル

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告発―フェイスブックを揺るがした巨大スキャンダル

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  • サイズ 46判/ページ数 509p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784596551511
  • NDC分類 936
  • Cコード C0036

内容説明

トランプ政権はこうして誕生した―選挙コンサルティング会社ケンブリッジ・アナリティカの元幹部が監視資本主義の恐るべき実情を暴露!

目次

新たな石油
最初の一歩
ナイジェリアの政権争い
ダボス会議
契約条件
スティーブ・バノン
ブレグジットの顔
フェイスブック
説得
クルーズからトランプへ
ブレグジット・ブリタニー
拘束衣
事後分析
爆弾
地震
破綻
調査
再出発
真実と帰結
贖罪の道
データ戦争の終結

著者等紹介

カイザー,ブリタニー[カイザー,ブリタニー] [Kaiser,Brittany]
テキサス州ヒューストン生まれ、シカゴ育ち。#Own Your Dataキャンペーンの創始者で、個人が自分自身のデジタル資産を管理する権利を守るための立法と政策改革を推進する非営利ロビー会社“デジタル・アセット・トレード・アソシエーション(DATA)”の共同設立者。最近では、データ権に関する認識を高め、デジタルリテラシーとSTEM(科学・技術・工学・数学)教育を促進するために“オウン・ユア・データ・ファウンデーション”を設立した

染田屋茂[ソメタヤシゲル]
編集者・翻訳者。東北大学文学部卒

道本美穂[ミチモトミホ]
英語翻訳者。東京大学文学部社会学科卒

小谷力[オダニツトム]
英語翻訳者。国際基督教大学卒。シカゴ大学大学院政治学博士(国際政治学)

小金輝彦[コガネテルヒコ]
英語・仏語翻訳者。早稲田大学政治経済学部卒。ラトガース・ニュージャージー州立大学MBA(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

55
Datagate scandalは氷山の一角であり、国内でも記憶に新しいリクナビ事件。公然の秘密だったとは言え、データ売買や『行動マイクロアーケティング』のアルゴリズムの件は生々しい。ナイジェリア案件の利益率を概算すると40%以上!?加えて、2016年大統領選挙・”象”予備選では、TrumpはもちろんCruzにCarson等を支援。競業避止業務のない契約とは言え節操がない。興味深いのが著者の心情描写。心身のGAP。誘惑に打ち克つ法規制強化と企業・個々人の倫理観。#own Your Dataの活躍を期待。2020/01/06

星落秋風五丈原

17
 本書は来る2020年の選挙で同じことがふたたび起きようとしていることに警鐘を鳴らしていたが、結果は既に出た。4年間部下を解雇しては任命するなど、国内外であまりにも出鱈目を行ってきた大統領が遂に来年1月ホワイトハウスを去る。2020/12/12

ばぶでん

4
発刊当時、かなりメディアでも衝撃的に取り上げられていたし、プライバシーや個人情報の保護の必要性は益々高まっている筈だが、レビュー数が少ないのはとても意外(そういう自分も今頃になって読んでいるのだが)。巨大プラットフォーマーにより驚異的な量(およびその解析による質)の個人情報が集められていることに今更ながら気づかされた。中国のような権威主義的社会ではないからといって安閑とはしていられず、欧州が始めたデータ保護・規制の仕組を強化(その強化の仕方が問題なのだが)していくべきことがよく解った。2021/01/13

読書熊

4
ケンブリッジ・アナリティカのデータ利用の過剰、その実態を詳らかにした点で価値のある告発2020/08/01

ユカイ

3
個人情報の利用の深層と、関わった政治コンサル会社の社員の告発。個人的には911 から始まったことの最先端の事例に思える。2020/05/25

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