出版社内容情報
中国の近現代史で民主化と日本との関わりを考えるうえでもっとも重要な二人「汪兆銘」と「胡耀邦」の人生と思想を辿る人物評伝。
内容説明
中国の近代史で民主化と日本との関わりを考えるうえでもっとも重要な二人の人物の評伝。二人の悲劇をたどることで、なぜ中国が長年に渡って民主化を求めながらも、今日に至るまでそれを実現し得ていないのか、構造的要因についても検討する。
目次
プロローグ(民主主義と民主化について;時代背景 ほか)
第1部 汪兆銘の生涯(生誕から辛亥革命前後まで―民主主義への目覚め;アナーキズムの影響 ほか)
第2部 胡耀邦の生涯(少・青年期―革命への参加と試練;中堅指導者―建国への貢献と失脚 ほか)
第3部 救国から救「党」へ(救国と民主化;救「党」と民主化 ほか)
著者等紹介
柴田哲雄[シバタテツオ]
愛知学院大学教養部准教授。1969年名古屋市生まれ。博士(京都大学人間・環境学)。専門は中国近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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