内容説明
琉球大学大学院人文社会科学研究科比較地域文化専攻(博士後期課程)は、海外の大学・研究機関と連携して5年計画(2008年~2012年)の共同研究プロジェクト「人の移動と21世紀のグローバル社会」を実施した。本著は中国台湾研究班が福建師範大学中琉関係研究所(福州市)・中央研究院人文社会科学研究センター(台北市)との協働で編集した明清時代を中心とした中国と琉球間の「人の移動」に関するデータと研究文献の目録である。
目次
1 清代琉球進貢使節派遣日程について
2 明代琉球国派遣船一覧表について
3 明清時代渡唐人員表および清代接貢船・護送船等派遣日程表について
4 明清時代の琉球官生派遣年表について
5 明清時代における琉球民間船の中国漂着について
6 「中国人・朝鮮人・出所不明の異国人」漂着民の処置をめぐって
7 琉球国王の冊封と関連史料について
8 中琉関係史研究の動向と展望―史料の発掘と研究
9 中文文献目録
10 日文文献目録
著者等紹介
赤嶺守[アカミネマモル]
琉球大学法文学部教授
朱徳蘭[シュトクラン]
中央研究院人文社会科学研究中心研究員、兼副主任、兼亜太区域研究専題中心執行長
謝必震[シャヒッシン]
福建師範大学社会歴史学院系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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