内容説明
ドイツ史を通して“社会の変化と戦争の様相”の関係性を探る。
目次
第1部 ドイツ史と戦争(ドイツ統一戦争から第一次世界大戦;第一次世界大戦から第二次世界大戦―二つの総力戦とドイツ;冷戦―政治と戦争の転換)
第2部 戦争史と思想(リュヒェルとシャルンホルスト―転換期における啓蒙の軍人たち;モルトケとシュリーフェン;ルーデンドルフの戦争観―「総力戦」と「戦争指導」という概念を中心に)
第3部 軍事組織としてのドイツ軍(ドイツ陸軍―ドイツにおける「武装せる国民」の形成;ドイツ海軍―海軍の創建と世界展開;ドイツの脅威―イギリス海軍から見た英独建艦競争一八九八~一九一八年;ドイツ空軍の成立―ヴァルターヴェーハーと『航空戦要綱』の制定)
第4部 ドイツ軍の世界的影響(ヤーコプ・メッケルと日本帝国陸軍;コルマール・フォン・デア・ゴルツとオスマン帝国陸軍;アレクサンダー・フォン・ファルケンハウゼンと中華民国陸軍)
著者等紹介
三宅正樹[ミヤケマサキ]
明治大学名誉教授。京都大学文学部卒業、京都大学大学院博士課程修了、文学博士、国立国会図書館調査局、神奈川大学を経て、明治大学教授、ウィーン、ハイデルベルク、ロンドンに留学、ベルリン自由大学客員教授、国際歴史学会本部事務局(ローザンヌ・パリ)理事を歴任
石津朋之[イシズトモユキ]
防衛省防衛研究所戦史研究センター国際紛争史研究室長、拓殖大学、放送大学非常勤講師、「歴史と戦争研究会」代表。獨協大学卒、ロンドン大学SOAS及び同大学キングスカレッジ大学院修士課程修了、オックスフォード大学大学院研究科修了。ロンドン大学キングスカレッジ名誉客員研究員、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)研究員を歴任
新谷卓[アラヤタカシ]
明治大学元非常勤講師。明治大学大学院博士後期課程修了、博士(政治学)
中島浩貴[ナカジマヒロキ]
東京電機大学助教。立正大学卒業、立正大学大学院修士課程修了、早稲田大学大学院博士後期課程単位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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