図説 軍服の歴史5000年

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  • サイズ B5判/ページ数 252,/高さ 26cm
  • 商品コード 9784779116445
  • NDC分類 390.9
  • Cコード C0022

内容説明

我々が日常身につけている洋服の起源でもある軍服の誕生と変遷の歴史5000年を、200点以上の精密考証イラストで図説する。

目次

はじめに クラシックとは「立派な海軍のオーナー」だった
1 ジャケットとズボン
2 帽子、被り物、履き物それにネクタイ
3 非西欧文明の軍装
4 軍服の現代化と第一次世界大戦
5 第二次世界大戦から現代まで

著者等紹介

辻元よしふみ[ツジモトヨシフミ]
戦史・服飾史研究家、詩人。1967年岐阜市生まれ。早大卒。日本文藝家協会、日本ペンクラブ各会員

辻元玲子[ツジモトレイコ]
イラストレーター。1972年横浜市生まれ。桐朋学園大学音楽学部演奏学科声楽専攻卒。在学中よりドレミ楽譜出版社の楽譜、楽典ドリルの挿絵を担当し、学習漫画『まんがで楽典』(全音楽譜出版社)を出版。日本出版美術家連盟会員。日本理科美術協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さきん

25
白いワイシャツは下着、ゲルマン民族のローマ帝国侵入時はズボンを履いた人が多かったが、騎士の時代に入ると一旦廃れたなどなど。洋服の歴史イコール軍服の歴史。スーツのネクタイをつけるようになった歴史は浅い。ボタンも最初は宝石を見せびらかすような感じにたくさんつけていたそう。手元に置いといても良い一冊2018/07/21

しいかあ

4
「ノリとはさみで作った」という形容がぴったりくるくらい引用や孫引きが多い。オスプレイのメンアットアームズで見たような絵もちらほら。概要をつかむには便利かもしれないけれど、中世以前などはところどころ記述の怪しいところもあるので、ちゃんと調べたい場合は個別の書籍をあたったほうが良さそう。軍服というテーマで世界史全般をやろうとしたのは評価するけど、さすがにもう少し絞ったほうが良かったんじゃないですかねえ。2014/01/19

yraurb

3
B.C.500頃のギリシャ重装歩兵が大事な所隠せてない。/軍服の歴史が、実際の歴史、戦法の移り変わり、あるいは流行や文化の伝播に即して移り変わっていく流れをわかりやすく解説してある。図版が豊富でパラパラ見るだけでも面白い。ボタンの伝播が個人的に面白かった。あとチェインメイルの繋ぎがいまいちよく解らなかったんだが結局どうやって輪っかを繋げてるんだろう。あと絵描きさんにマール社本見ろ、は…。基礎からやり直せってことだよねこれ…。2014/03/04

in medio tutissimus ibis.

2
古来、軍事力と着道楽は同じ社会の支配者層が独占してきたのだから相互関係はあって然るべきなのだが、著者に指摘されるまで確かにそのことを考えもしなかった。慧眼というか盲点というか。侍の月代なんかも兜で蒸れないようにという工夫だったのが身分標識にもなったわけだし。視点は西洋に偏っているけど、通してみれば機動力と防御力のジレンマを解消しつつ快適性を求めて技術が上がっていく歴史の流れが体感できた気がする。脅威である異民族に倣ううパターンが存外多い。男のミニスカは板金鎧を着るためで、女のミニスカはキビキビ働くため。2021/07/17

たもさん

2
「ノリとはさみで作った」という形容がぴったりくるくらい引用や孫引きが多い・・・とか書いてる人はいますが、STAPの小保方さんを見ればわかるじゃない。ちゃんと引用出典を示しているこの著者は誠実な人なんですよ。わからないで非難してる人は大学出てない人? あとですね、この本は実は防衛省のプロの人に受けがいいんですってよ、業界筋の人から聞いたけど。実際ね、この本の著者たちは4年もかけて、持ち出し大赤字で、たとえば甲冑とか古い軍服とか買って破産しそう、と聞いたよ。印税なんてほとんど安いもんだし。志を買ってやりなよ。2014/03/13

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