出版社内容情報
幼い時にトイレには神さまがすんでいると母親にきかされた子が、心配なことがあると、トイレに入って一生懸命お願いする。少年の心理を生き生きとした会話をまじえて描いた秀作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
13
子供の頃に読んだ作品が懐かしくなって読んでみた。概ねこんな感じだったかな〜程度の内容しか覚えていなかったけど、弟くんが密かにお兄ちゃんやお父さんを心配してトイレでお願いしてる姿がなかなかいじらしかった。そして不安や悲しみをトイレで消化して、家族に悟らせずどっしり構えるお母さん。こんな母親に私もなりたい。2019/10/08
こどもふみちゃん
5
トイレには神様がいて何かあったときにトイレで願い事をする。というタイトル通りのお話。 これよりも先に読んだ『トイレのかめさま』のほうが面白かった。6・7・8歳向け。2011/05/28
Tsunemi
0
この絵本、好き。 弟くんの家族を観察して心配する姿。 いつでもどんと構えて、いつでも同じお母さん。 このお母さんこそ、私が理想とするお母さんだ。2016/09/17