オットリン・モレル 破天荒な生涯―ある英国貴婦人の肖像

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オットリン・モレル 破天荒な生涯―ある英国貴婦人の肖像

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  • サイズ A5判/ページ数 734,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779116032
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0023

内容説明

英国貴族の名門ポートランド公爵家の血を引くオットリン・モレルは、その特異なファッションと自由奔放な交友関係から、「貴婦人の異端児」と称され、数多くの知識人たちに衝撃と影響を与えた。長年、恋愛関係にあったバートランド・ラッセル(哲学者)のほか、ハーバート・アスキス(首相)、ロジャー・フライ(美術評論家)、オーガスタス・ジョン(画家)、リットン・ストレイチ(伝記作家)、ヴァージニア・ウルフ(小説家)、D.H.ロレンス(小説家)、ヘンリ・ラム(画家)、キャサリン・マンスフィールド(短編作家)、T.S.エリオット(詩人)、ジーグフリード・サスーン(詩人)、オールダス・ハクスリー(小説家)…。彼女をめぐる華やかな交遊図は、20世紀初頭のイギリス社会・文化史を形成している。

目次

第1部 ヴィクトリア朝に生まれて(箱入り娘だった少女時代(一八七三‐九二)
娘から妻へ(一八九三‐一九〇二))
第2部 自由への歩み(結婚そして母親となること(一九〇二‐七)
画想を誘う女性像
ブルームズベリ、愛と芸術(一九〇七‐一〇)
利己主義者を惹きつけて(一九〇九‐一一)
噴出する情熱(一九一一年三月))
第3部 オットリンとバーティ(ある恋愛の肖像(一九一一‐一六)
信頼と背信(一九一一年四月)
イプスデンの危機(一九一一‐一二)
三角関係(一九一二‐一三)
小春日和(一九一三‐一四)
新しい友、新しい敵(一九一四‐一五))
第4部 ガーシントン邸(ガーシントン邸の肖像(一九一五‐二八)
ガーシントンの最初の年(一九一五‐一六)
悲しみの時(一九一六‐一七)
一時代の終焉(一九一七‐一八)
ダブリンとトロントとタイガー(一九一九‐二二)
母としての試練(一九二二‐二五))
第5部 ガウワー・ストリート一〇番(回想録と勇気の試される時(一九二五‐二八)
友情と再生
最後の一年(一九三八‐三八))

著者等紹介

シーモア,ミランダ[シーモア,ミランダ][Seymour,Miranda]
1948年8月8日、ロンドンに生まれる。『ガーディアン』、『サンディ・タイムズ』、『エコノミスト』など主要新聞・評論誌等に多数の評論・文芸記事を寄せるかたわら、児童書・小説・伝記など多彩な執筆活動を展開する。とくに資料の渉猟と綿密な検証にもとづく、数寄な運命を全うした人物像の発掘には定評がある。王立文芸協会特別会員、ノッティンガム・トレント大学英国研究客員教授、王立芸術協会特別会員。現在、夫テッド・リンチとロンドンに住む

蛭川久康[ヒルカワヒサヤス]
1931年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科イギリス科卒。武蔵大学名誉教授(英文学・英国美術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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星落秋風五丈原

36
オットリン・モレルという名前は知らなくても、ブルームズベリー・グループの事は聞いたことがあるかもしれない。第一次大戦時「良心的兵役拒否者」として職を失った彼等に住まいと職を提供したのが、自由党下院議員フィリップ・モレルの妻である彼女だ。支援した人々は後世に名前と栄誉と作品が幅広く知られている。彼女自身はといえば支援者としての肩書きしかない。だが、彼女なくして二十世紀初頭のイギリス文学・芸術の興隆はなかった。目だたないながら英国文芸に貢献した彼女の功績をまとめた著者の熱意の賜物は、大変読み応えがあった。2017/01/23

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