歴史から学ぶ<br> 慟哭のシベリア抑留―抑留者たちの無念を想う

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歴史から学ぶ
慟哭のシベリア抑留―抑留者たちの無念を想う

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779115738
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0022

出版社内容情報

●内容紹介(版元ドットコムより)
遺骨収集も進まず、犠牲者の数も不明・・・・・・。
風化を許してはならない歴史の現実を訴える。
●なぜシベリア抑留は起きたか?
●抑留者たちはどこに収容されたか?
●なぜ多くの犠牲者が発生したか?
●抑留者たちは何をさせられたか?
●犠牲者たちは凍土の何処に眠るのか……。
●犠牲者たちへの鎮魂とは?
多くの疑問に答えるべく、さまざまな史料と視点から描かれた抑留の実態。

●目次(版元ドットコムより)
目 次

はじめに──シベリア抑留とは何か、その問題点の提起

第一章 疑問の残る日露両政府把握の抑留者数と死亡者数
  不正確だったソ連政府発表のシベリア抑留者数 
  疑問の残る日本側の把握の仕方 
  ロシア側の研究資料に見る抑留者数と死亡者数 
  第二次大戦時の捕虜──“捕虜”と“抑留者”について 
  シベリア抑留者たちについてのソ連の初期データの不備 
第二章 日本人抑留者収容所の地域的分布と被収容者概数
  日本人抑留者収容所支部(分所)数 
  収容所地区番号、支部、収容所の種類、その分布状況等について 
  地区別の推定被収容者概数と収容所掌握概況表 
第三章 野蛮な抑留者移送と大量の犠牲
  だまされての野蛮な抑留者移送の概要 
  占領地でのソ連軍による不当抑留と略奪 
  抑留者たちの移送ルートと移動状況 
  地獄列車での輸送 
  生き地獄の徒歩移送 
  収容所間の移動とストルィピンカ車輸送 
第四章 日本人抑留者収容所の管理と処罰の仕方
  抑留者収容所の管理組織と管理の実態 
  人権無視の過剰警備と無警告射殺 
  抑留者たちの人権蹂躙と懲罰や刑罰の種類 
  野蛮な取調べと拷問 
  でたらめな裁判と不当判決 
  囚人収容所と監獄の恐怖 
第五章 栄養失調をもたらした抑留者たちの食糧事情
  日本人抑留者たちに与えられた乏しい食糧の概要 
  収容所当局の無責任な対応──抑留者用食糧の横領・横流し 
  栄養失調をまねいた食事の実態──反人道的なノルマ給食 
  家畜飼料の給食と飢餓道 
  仲間同士の間での食い物をめぐる争い 
  飢餓の中での代用食あさりと中毒死 
第六章

内容説明

なぜシベリア抑留は起きたか?抑留者たちはどこに収容されたか?なぜ多くの犠牲者が発生したか?抑留者たちは何をさせられたか?犠生者たちは凍土の何処に眠るのか…。犠牲者たちへの鎮魂とは。

目次

はじめに―シベリア抑留とは何か、その問題点の提起
第1章 疑問の残る日露両政府把握の抑留者数と死亡者数
第2章 日本人抑留者収容所の地域的分布と被収容者概数
第3章 野蛮な抑留者移送と大量の犠牲
第4章 日本人抑留者収容所の管理と処罰の仕方
第5章 栄養失調をもたらした抑留者たちの食糧事情
第6章 抑留者たちの強制労働
第7章 シベリア抑留各地区での死亡状況と死亡者数
第8章 冒涜的な死亡抑留者の埋葬と埋葬地の現状及び今後の課題

著者等紹介

阿部軍治[アベグンジ]
1939年宮城県生まれ。早稲田大学露文科卒業。同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。筑波大学講師、助教授を経て同大学教授(現代語・現代文化学系)。2003年定年退職、現在筑波大学名誉教授、日本トルストイ協会副会長。専攻はロシア文学・文化、旧ソ連邦の地域研究、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yomineko@ヴィタリにゃん

61
読書メーターの登録者は私だけ・・・これ程事細かに書いたものはないだろうと思えるデータの数、文章。読むのにかなりの労力を要した。「トーキョー、ダモイ(東京に帰る)」と騙されて家畜用列車でシベリアへ。輸送途中に沢山の犠牲者が出るも、ロシアは放置。捕虜というより家畜、いや奴隷以下の扱いで餓死や病死が相次ぐも何も改善されない。唯一の救いは日本人達が建てた建物や鉄道は完璧で今でも使用しているとか。これを読むと北方四島全部返してくれてもまだ足りない位。2021/03/04

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