出版社内容情報
●内容紹介(版元ドットコムより)
遺骨収集も進まず、犠牲者の数も不明・・・・・・。
風化を許してはならない歴史の現実を訴える。
●なぜシベリア抑留は起きたか?
●抑留者たちはどこに収容されたか?
●なぜ多くの犠牲者が発生したか?
●抑留者たちは何をさせられたか?
●犠牲者たちは凍土の何処に眠るのか……。
●犠牲者たちへの鎮魂とは?
多くの疑問に答えるべく、さまざまな史料と視点から描かれた抑留の実態。
●目次(版元ドットコムより)
目 次
はじめに──シベリア抑留とは何か、その問題点の提起
第一章 疑問の残る日露両政府把握の抑留者数と死亡者数
不正確だったソ連政府発表のシベリア抑留者数
疑問の残る日本側の把握の仕方
ロシア側の研究資料に見る抑留者数と死亡者数
第二次大戦時の捕虜──“捕虜”と“抑留者”について
シベリア抑留者たちについてのソ連の初期データの不備
第二章 日本人抑留者収容所の地域的分布と被収容者概数
日本人抑留者収容所支部(分所)数
収容所地区番号、支部、収容所の種類、その分布状況等について
地区別の推定被収容者概数と収容所掌握概況表
第三章 野蛮な抑留者移送と大量の犠牲
だまされての野蛮な抑留者移送の概要
占領地でのソ連軍による不当抑留と略奪
抑留者たちの移送ルートと移動状況
地獄列車での輸送
生き地獄の徒歩移送
収容所間の移動とストルィピンカ車輸送
第四章 日本人抑留者収容所の管理と処罰の仕方
抑留者収容所の管理組織と管理の実態
人権無視の過剰警備と無警告射殺
抑留者たちの人権蹂躙と懲罰や刑罰の種類
野蛮な取調べと拷問
でたらめな裁判と不当判決
囚人収容所と監獄の恐怖
第五章 栄養失調をもたらした抑留者たちの食糧事情
日本人抑留者たちに与えられた乏しい食糧の概要
収容所当局の無責任な対応──抑留者用食糧の横領・横流し
栄養失調をまねいた食事の実態──反人道的なノルマ給食
家畜飼料の給食と飢餓道
仲間同士の間での食い物をめぐる争い
飢餓の中での代用食あさりと中毒死
第六章
内容説明
なぜシベリア抑留は起きたか?抑留者たちはどこに収容されたか?なぜ多くの犠牲者が発生したか?抑留者たちは何をさせられたか?犠生者たちは凍土の何処に眠るのか…。犠牲者たちへの鎮魂とは。
目次
はじめに―シベリア抑留とは何か、その問題点の提起
第1章 疑問の残る日露両政府把握の抑留者数と死亡者数
第2章 日本人抑留者収容所の地域的分布と被収容者概数
第3章 野蛮な抑留者移送と大量の犠牲
第4章 日本人抑留者収容所の管理と処罰の仕方
第5章 栄養失調をもたらした抑留者たちの食糧事情
第6章 抑留者たちの強制労働
第7章 シベリア抑留各地区での死亡状況と死亡者数
第8章 冒涜的な死亡抑留者の埋葬と埋葬地の現状及び今後の課題
著者等紹介
阿部軍治[アベグンジ]
1939年宮城県生まれ。早稲田大学露文科卒業。同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。筑波大学講師、助教授を経て同大学教授(現代語・現代文化学系)。2003年定年退職、現在筑波大学名誉教授、日本トルストイ協会副会長。専攻はロシア文学・文化、旧ソ連邦の地域研究、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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