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内容説明
紅茶、世界遺産、仏教、宝石などの固定イメージをはるかに超える豊かで素朴な素顔があった。スリランカ内戦の26年をフィールド研究に捧げた研究者が人びとの視点で描くアカデミック・エッセイ。
目次
第1部 対立と融和の民族間関係(シンハラ人とタミル人;スリランカのカトリック文化をめぐって;大衆歌謡と社会変動 ほか)
第2部 来訪する女神(来訪する女神―儀礼劇ソカリ;スリランカの宇宙樹信仰;カタラガマ巡礼と大祭―底流にひそむ民族問題 ほか)
第3部 マンゴーの木の下で(コロンボの花木;スリランカ映画小史;スリランカ山村の農の知恵 ほか)
著者等紹介
澁谷利雄[シブヤトシオ]
和光大学現代人間学部教授。専攻は文化人類学と南アジア現代史。1980年頃からスリランカを中心とした文化研究に携わる。テーマは、祭りと民族紛争、ナショナリズムと大衆文化、民衆宗教、食文化など。95年から、スリランカに関する情報を持ち寄り分かち合う場として、スリランカ研究フォーラムを主催している。和平や津波災害の復興支援のためのNPO・NGOにもかかわる。スリランカ野鳥観察会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
30
初読。いつか行きたい国について勉強する。文化面について詳しく書かれているが、研究書的な感じで難しくはあった。2013/08/08
Oli
2
リアルなスリランカの姿がわかり、とてもおもしろかった。文章も読みやすい。2012/06/11
Sano Paradise
1
旅行しようかなと思ってるので。著者の長年の研究が落とし込まれており、「現代」の状況はよくわかった。歴史的な部分の理解は別に準備したい。2016/03/12
MISTA
1
スリランカへ旅行前の知識を取り入れるために 宗教や文化のことが中心に書かれていた2012/10/07
Tomohiro Haraguchi
0
シンハラ人とタミル人の対立、独特の仏教感とサイババ信仰、レスター・ジェームス・ピーリス監督作にみる映画文化等興味深くよんだ。2020/02/02